病院でベッドに横になるとちょうど見える場所にあるサイドテーブルに、ほおかぶりをした人の絵が描いてある。うつらうつらしながら、ここには防災頭巾か何かが収納されているのだろうと納得していた。
目を覚ましてよく見ると、件の絵のほおかぶりは鼻の下に結び目がきている。絵の横には「盗難防止のためカギをおかけください」と説明文が。何のことはない、泥棒に注意しろという注意書きだ。
これに気がつく前に地震などがきたら、ぐらぐらと揺れる中サイドテーブルを必死であさって、防災頭巾がない!と絶望して被災するところだった。危ない危ない。
余談だが注意文を理解した夜に、襲ってきた暴漢にかつおぶしを投げつけて対抗する夢を見た。「カギをおかけ」の「おかけ」から「おかか」を連想したのだと思う。病気のときは潜在意識の検閲が馬鹿馬鹿しいほど甘い。
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