カップ焼きそばの時代が来た。世間的には多分来ていないと思うが、自分の中で大流行している。ここ数週間でソース味で気になる銘柄は一通り食べた。
残念なのは今やどのメーカーも液体ソースであることだ。本格志向も結構だが、自分はいかにもインスタントといった風情の粉末ソースが好みである。味だけでなく、麺に絡みきれなかったソースが底に溜まって、具がすっかり真っ黒濃い味になってしまうのもいただけない。
とはいえ、液体ソースが優勢ということは、粉末支持層は少ないのだろう。食は世につれ世は食につれ。世の趨勢に逆らうつもりはない。つまり、液体ソースだって十分美味いということだ。
本日昼食にしたカップ焼きそばも液体ソースだった。
湯でもどした麺にかけ、念入りにまぜる。具が下に片寄らないようにするのが意外と難しい。変幻自在の箸さばきで上下左右をひっくり返す。
食べてみると、意外や今回はソースが底に溜まっていない。具のキャベツも青々としており、最後まで味が濃すぎることはなかった。ソースをいれる量を調整したとはいえ、こんなに首尾よくいったのは初めてである。
気分よく片付けのため、カップを持ち上げる。
テーブルが、茶色であった。
よくみると、カップを持っていた左手も、一部茶色である。
カップの底に、箸で刺したような、むしろ箸で刺したがためにできた穴が3つほどあいていた。
インスタントだったのに、後始末はいつもより面倒であった。
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