気遣いというものはされれば嬉しいが、するのはなかなか難しい。
コーヒー一杯入れるにしても、量、濃さ、砂糖・ミルクの有無、スプーンの要不要、いちいち聞いていてはお互いにわずらわしかろうが、どこまでこちらの判断で作っていいか迷う。
また、相手のことを心配して行ったことでも度を超せば嫌味になる。段差がありますので、お足元が暗くなっておりますので、ここから通路が狭くなりますので、開くドアにご注意ください、などなど。
適度がどれくらいであるかは個人差があるので、その場その場で探りながらやるしかない。気遣いというのは実に高度な技術だ。この高度な技術をわざわざ自分にむけてくれる相手には心から感謝しなくてはならないと思う。
ここまでが前置きである。本題を手短にお伝えする。
「こちら側のどこからでも切れます」とある小袋の「こちら側」にわざわざ切れ目が入っていたのは気遣いだろうか。それとも嫌味だろうか。
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