世界は小説ではないから、きれいに起承転結があるわけではない。起承転転だったり、起承承承だったり、起すらなかったりする。
また、世界は物語ではないから、全ての謎が解決するわけではない。伏線の回収もなく終わってしまう謎もある。
本日はそんな、解答なき謎の話。
どうみても理髪店である。
カット・パーマと店のガラスには書いてある。
昔ながらのカット見本のような写真も飾られている。
店先には、赤白青のサインポールも回っている。
理髪店である。
しかし、店頭にある幟(のぼり)には、こう印刷されているのだ。
「ホルモン鍋」
あれは一体、何であったのか。世界は作り話ではないから、全ての謎が明らかになるわけではない。この謎もまた然り。
PR