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薄雪の山頂から吹き下ろしてきた風がふもとのポプラを散らしている。枝ごと落ちてしまったものも珍しくないようで歩道はいっぱいだ。オレンジ色の実もところどころに落ちている。ポプラの実がこのような色だとは知らなかった。鮮やかな橙で、結構大きい。結構大きいというより相当大きい。こんなものがポプラの高さから地上に落ちてきたら怪我人続出ではないだろうか。大砲で撃たれているようなものだ。重さだってかなりありそうで。
近づいてわかったが、オレンジ色の実はハロウィンにあわせて道端にディスプレイされたかぼちゃだった。
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「豪快!簡単!男の料理!」レシピが自分が普段作るものより凝っていて、人生を静かに振り返る心持ちになっている。
本日は日記の更新を休みます。
新しい服をおろしたので作業のときにエプロンをつけてみる。普通は服が新しかろうが古かろうがエプロンはつけるなどと指摘してはいけない。
気に入って買った服を初日に汚したくはない。例えいつか甘辛く味付けた生姜焼きやオリーブオイルであえたトマトをべっちゃりと落とすことになろうとも、最初くらいは守りたいではないか。
洗い物は終わったが掃除をしなくはいけない。エプロンはこのままで。
掃除は終わったが昼食の準備をしなくては。エプロンはまだつけていよう。
準備はしたが食べ物の汁を服に飛ばしては大変だ。エプロンをつけたままいただく。
食器洗い。もちろんエプロンが必須である。
ふと気がつくと、ずっとエプロンのまま服を着た姿を鏡でみることもないうちに日が暮れた。
ここまでで今日の日記は終わるはずだったのだが。
このあと、風呂の掃除をしようと蛇口をひねったら頭上から水を浴びた。シャワーの設定になっていたうえにシャワーヘッドがこちらを向いていた。
濡れた。着替えた。
新しい服の一日、終了。
温めなおしを繰り返したクリームシチューがだんだん焦げて最後には生クリームが多すぎたビーフシチューくらいの色になった。毎回新鮮な気持ちで食べられてお得。
携帯電話でできるゲームを試してみた。カードを集めて戦ったりするタイプのもの。一時期何かと話題になったガチャもある。課金もしたければ課金もある。
若い人向きであろうから自分にルールが理解できるか心配だったがいざやってみると。
チュートリアルが理解できない。
カードの組み合わせの理屈がわからない。
戦闘に勝ってはいるものの勝敗が何で決まっているのかわからない。
為すべきことができるメニューがどれかわからない。
レアカードが細分化されているのがわけがわからない。
そもそも今自分が何をしているのかわからない。
何が起こっているのかもわからない。
と予想以上に右も左もわからなかった。
しかしそれはいい。何となくでも進んではいるようではある。年齢の壁はもっと他にあった。
字が小さくて書いてあることがわからない。
これが若者とわたしを分つ物か……。
トイレの電灯をたびたび消し忘れるわたしを見かねて、家人が人感センサーつきの電球を買ってきた。
「用を足したら電気を消す」程度の頭も使わないのでは、頭蓋の中で大脳がいよいよ隠遁し始めるのではないかと心配していたところ、むしろ「個室から出ても電灯のスイッチを切ってはいけない」ことがいい緊張感を生んでいる。結果オーライ。
ところで感知しなくなってから5分経つと消えるのだが、5分あればさすがの自分も消し忘れに気づくと思う。ハイテク感が面白いので無駄ではないけど。
テレビにちらりと映った高校生のボランティアのレポートの末尾に「※個人の感想です」と添えられていた。こんなことにまで予防線を張らねばならぬとは窮屈な世の中だ。 ※個人の感想です。
テレビの気象情報「今週は傘が手放せない天気になりそうです。傘の置き忘れなどにお気をつけください」
これを聞くや家人が
「手放さないのに置き忘れるものか!!」
と激昂した。あなたの怒りのつぼがわからない。それと、室内でも傘を持って歩くつもりなのか問いたい。
実家に寄ってきた家人が帰るなりレジ袋を差し出してきた。割れ物だから気をつけてと。
覗いてみると野菜やタッパーの間にパックに入った殻付きのうずらの卵が入っていた。なるほど割れ物である。
うずらの卵を取り出して他のものを確認していく。じゃがいも。長芋。根生姜。この筒状に丸まった新聞紙の中身は大根だろうか。上から手で触ってみる。
ぱきり、と嫌な音がした。
恐る恐る包装を開いてみると普通サイズの卵が数個、縦に並べて入っていた。
割れ物が二種類とは何と巧妙な罠……!
余談だが冷蔵庫にしまうときに落としてもう一個割った。