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ある店にて。
ホット飲料の棚は三段に分かれており、それぞれ値札の位置が少しずつずれている。その結果三単語が縦に並ぶことに。
即ち。
「たか~い」
「たたか~い」
「あたたか~い」
せっかくだから俺はこの「戦い」の棚を選ぶぜ、と一本買って飲んだ。本日も平和である。
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家人の部屋の散らかりようがあまりにひどいので彼がゲームに夢中になっているときに一言申し上げた。
捨てていいものといらないものに分けておいてくれたら、わたしが捨てておくからやっておいてね。
「うん」と生返事が返ってきた。
そんなに簡単に了解していいのだろうか。「捨てていいもの」と「いらないもの」に分けられるなら、つまり全部必要がないものだということだ。
勝手に捨てたりはしないが、返答は慎重にしたほうがいいと思う。
鏡にゴミがついていたのでかなり力を入れて拭いたが落ちない。
もうお察しのとおり、ゴミは鏡ではなく自分の顔についていた。
義母が道端に停められた車に乗っていた不審人物を描写する。
「何するでもなく車に乗っていてね、怪しかった。
(眼のまわりを囲うようなしぐさをして)サングラスかけて。
(口のまわりを囲うようなしぐさをして)めがねをかけて」
眼にサングラス、口にめがねは確かに不審だ。非常に不審だ。
多分口の周りのものはマスクだと思うが、サングラスにめがねのほうが面白いので黙っておこう。こうして家族の不信をまねく自分。
掛け布団・敷布団・枕・シーツ・布団カバーがそろった通販の布団一式セットのうたい文句。
「届いたらすぐ眠れる!」
そこまで眠いなら届いた荷物の梱包をとく気力もないのではないか。「大型商品設置サービス」の応用で寝所を整えてくれる「床とりサービス」でもないと。
……!新商売の予感……!
連れあい寝言メモ。
久しぶりなので解説しておくと、連れあいの寝言を記録していくシリーズである。主に単独で一言だけだが、時には自分との会話もある。脳の負担になるという説もあり、本来寝言に返事をするべきではない。それにも関わらず会話をしている時は、こちらが返事をするまで寝言が執拗に続いたときだと思っていただきたい。
今日書き留めるのはそうして成立した会話。
「ひどいことするなあ。相手はピッチャーなんだよ。ピッチャーの手に当てろって」
何の話?
「相手のピッチャーをつぶすために内角攻めろって。ピッチャーにあたってもかまわんって」
野球の話か。人の道にはずれた監督がいるものだね。
「そうだよ!ひどいよお前!」
わたしか!
オカルト?生理的嫌悪?注意
自室に戻ってくると部屋の奥におかしなものが見えた。
それはいつも使っている机の上にある。黒くて、親指と人差し指で作った丸くらいの太さで、長さは空き缶くらい。あれはまるで。
ざわり、とする。あれはまるで、髪の毛の束ではないか。ちょうど、切り落とした髷(まげ)のような。
遺品か。嫌がらせか。いずれにせよ不在の間に黙って置いていかれるにはあまりに不気味な物ではないか。
読めない意図におびえながら、恐る恐る近づいてみる。
あ。ああ、これ、自分がさっき居間から持ってきた。
色がすっかり黒ずんだ、バナナだ。
レインコートを着る。これは欠かせない。
帽子をかぶる。もちろん防水のものでなくてはならない。
手袋をはめる。これも水に強いものであることが望ましい。
備えは出来た。さあ、ミッション開始だ。
……ここまでの準備を要する仕事が、風呂場の天井の結露拭きなのだからやりきれない。
外出前、ネックウォーマーのつもりで腹巻を用意。
体重計にのる時に脱ぐべき枚数が増えてきた。
もちろん寒くて厚着をしているからである。
少しでも軽くしようとあがいているのでは断じてない。