トースターで食パンを美味しく焼くには余熱が不可欠である。低めの温度設定でしばらく温めて、いざパンを入れたら高い温度で一気に焼く。調整ができない機種だと余熱の時点で高温になってしまい、サーモスタットが働いてパンを焼く頃には内部の温度が下がってしまう。よろしくない。
余談だが、技術屋で餅好きの親戚は連続して餅を焼くため自宅のトースターのサーモスタットを取り外していた。危ないのでお勧めできないが、ちょっと羨ましい話ではある。自分も連続していろいろ焼きたい。
それはさておき、昼食である。トースターを余熱しながらパンの用意をしハムを出しチーズも並べバターをナイフにとりお茶を入れて、焼けるまで小さな掃除でもとそのあたりを拭いたりして待つ。
ちーん、と軽快な音。さあ、できた。いそいそとトースターを開ける。ふうわりと中からあふれる温かさ。
パンをトースターに入れるのを、忘れていた。
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