本日も食卓での話。
夕食の終わりに、トマトを切ってもってくるよう義母から仰せつかった。自分には信じられないことだが、この家ではトマトをデザートにすることがある。
味付けはどうするか。義母は砂糖がいいと言う。トマトに砂糖をかける習慣がないところの方にはこれも奇異に思われるかもしれない。
連れあいに「あなたはどうする?」と尋ねる。「いらない」と連れあいの返事。
それでは、と台所で用意をする。
義母と、ついでに自分の分のトマトを持ってきて食べようとすると、連れあいがじっとこっちを見ている。
何?
俺の分は?
いや、あなたさっき「トマトはいらない」って言ったでしょ。
……トマトの味付けはいらないという意味だったそうだ。
一人だけデザート(?)抜きなんていかほどの鬼嫁か。でも鬼にも鬼の事情があるのだ。「意思疎通力が弱い」という事情が。
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