脚立にのぼって木の枝の剪定をした。足場もバランス感覚も悪いので心配だったが、無事に終えて脚立から下りる。
落ちた枝を集めたあと、道具も片付けようとまわりを見回すが剪定ばさみがない。足元もポケットも探したがどこにもない。
そう簡単に見つからなくなるような物ではないから、一緒に作業していた義母が気をきかせて道具箱に戻してくれたのだろう。自分も脚立を肩にかついで戻る。
小屋で脚立をおろす。そこへ、ぼたん、と落ちてくる物あり。拾ってみると剪定ばさみ。
脚立の一番上の段に置き忘れていたらしい。
それに気づかずそれを落とさず脚立を運んできたということだろう。
脚立に物をのせてそれを落とさず運べたことなんて今までに一度もないのに。自分のポテンシャルを感じた出来事だった。同時に物忘れアビリティの高さに恐れおののいた。そんな潜在能力はずっと潜っていてほしいのだが。
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