冷たいご飯がどんぶりに山盛り一杯余っているので、夕食はそれを温めて食べることにした。
先にすませる義母に好きなだけ取ってもらおうと、普段使っているご飯茶碗を用意する。
これくらいですかとしゃもじにひとすくい、冷ご飯をとって茶碗にいれる。最近の義母は食欲がないこともあるから、もしかしたらこれだけしか食べられないかもしれない。
「いや、もっともっと」と義母が言う。
さすがに足りなかったかともうひとすくい茶碗に盛る。
「もう少し」と義母が言う。
三度すくって茶碗に移す。これでちょうど義母が普段食べるくらいの量だ。
「そうね。それでいいわ」と義母が言う。
では、と茶碗をレンジにいれようとすると。
茶碗に一杯分のご飯を除けただけの白米満載のどんぶりを、義母が持ち上げレンジに入れた。
そっち?そっちが召し上がるほうだったのですか!?
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