午前1時の問答。
「ねえ。おなかすいた」
こんな時間に食べたら駄目だよ。
「焼き鳥食べたい」
焼き鳥屋さん開いてないよ。
「焼き鳥つくって」
鶏肉があまりない。
「鶏肉買ってきて」
お店が開いていないよ。
「じゃあ自分でつくる」
鶏をか。卵からか。
「焼き鳥を」
だから肉がないと。
「用意する」
どうやって。
「いいこと考えた」
何。
「お前にはつくねを作ってあげる」
だから鶏肉が。
「豚肉で」
それハンバーグだろ。
「違う。玉ねぎは入れないからつくねだ」
ポーク100%のハンバーグだろう。
「だって鶏ひき肉売ってない」
普通に店頭にあるよ。珍しくない。
「いいこと考えた」
何。
「焼き鳥を焼く前に、一度白だしにつけたら美味いかな」
美味しそうだけど、焼き鳥ではないものができそう。
「塩かたれどちらがいいかな」
どっちもいいけど。
「いいこと考えた」
何。
「俺、焼き鳥工場始める」
どうやって。
「庭にブロックと網をたくさん並べて」
それは工場ではなくて個人宅のバーベキューだ。
「違う。ちゃんと作るから工場だ」
産業革命を真っ向から否定するな。
と、こんな調子で10分ほど焼き鳥に対する情熱を語られたのだが、次の日の朝、語った本人はまったく覚えていなかった。
これも寝言か!
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