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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.05 (Thu)
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闇と暗愚と

 民家も街灯もない自宅の周りは、夜はまさしく帳がおりたような闇である。
 月があれば電線の影が落ちるほどに明るいが、そうでなければ何も見えない。ちなみに雲があると雲の白さが光を反射するらしく、多少はましになる。雪は言わずもがな。
 ともあれ、今の季節の月の昇らぬ時間はたいそう暗いのだ。
 
 そんな光の届かぬ中、物置小屋に用事があって外にでた。手には懐中電灯。きりりと夜を貫く明かりを頼りに目的の場所まで行く。それにしても暗い。
 ふと、好奇心で懐中電灯のスイッチを切ってみる。 
 ぱちり、という音とともに闇が重量を増す。なにも見えない。なあんにも見えない。
 恐れ交じりの感嘆に満足して、再び電灯のスイッチを押す。
 ぱちり。

 ぱちり。
 ぱちり。
 
 何度押しても、目の前は真っ暗。なにも見えない。なあんにも見えない。なあんにも。
 どうしたのか。なぜ明かりはつかない。電灯の電池が切れたのか。

 ぱちりぱちりぱちりぱちり。
 ぱちりぱちりぱちりぱちり。

 何度か試して、気がついた。
 
 自分、いつのまにか、目、閉じてた。
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2011.09.15 (Thu)
Category[日記]
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