バーコード読み取りで商品名と価格がでるなんてすごいと感心していたレジスターは、いつのまにかお釣りも自動で計算して出てくるようになっていた。それでもまだベテランのキャッシャーさんよりは遅いが、慣れない人でも間違えなくなったのは大きいだろう。
そんな最新式のレジスターで会計をしてもらったときのこと。
「はい。148円のお返しになります」
と店員さんから渡されたおつりが。
50円玉 2枚
5円玉 9枚
1円玉 3枚
じゃらじゃら。
さすが最新式。わたしの懐が寂しいのを即座に見て取り、せめて重さだけでもリッチ気分にさせてあげようという粋な心遣いの感じられる硬貨構成。おかげで一気に財布が重量感を増した。
そしてもうひとつ、さすがと言うべきは。
こちらが受け取った瞬間ふきだしてしまった無駄に多い硬貨を、くすりともせず差し出してきた店員さん。正にプロフェッショナル。
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