メールが届いた。その一行目は
>悪徳商人の皆様へ
一市民を突然悪徳商人呼ばわりするとは。何者だ。ちりめん問屋の隠居か。
>『山吹色のお菓子』をご愛顧いただきありがとうございます。
>再び突然のお手紙にて失礼いたします。
なんのことはない。
山吹色のお菓子の発売元、有限会社セントラル・スコープからの広告メールだった。「山吹色のお菓子」についてのわたしのレビューは
こちら。
内容はお歳暮用に熨斗もつけられるし先方に直送もできるよ、というごく真っ当なお知らせ。よかった。「悪徳商人の皆様へ」などと書いてあるから、塩の横 流しの事実を知られたくなくば相応の金をよこせとか、悪事は既に明白であるから、藩主より厳しき沙汰がくだされるであろうとか言われるのかと思った。
そしてメールの結びの言葉は
>これからも、御代官様との良好なご関係による悪徳商人の皆様の御繁栄を願い、『山吹色のお菓子をお届けしてまいります。
やはり悪徳商人が山吹色のお菓子を贈る相手は代官なのだ。贈られた側が無条件で汚職代官扱いされる贈答品も珍しい。だがそこがいい。
この文章を読んで失礼と思う人はこの商品にむいていないと思う。
わたしも失礼な、と思った口ではあるが。何故失礼かというと。
こちとら代官なんて木っ端役人は相手にしないぜ。狙うはご家老・お殿様よ!
うん。方向性がおかしいと自分でも思う。悪徳商人呼ばわりはいいのか。
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