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素足にサンダルで散歩に出たら、あちこちに落ちている栗のイガがざくざく刺さって痛い痛い痛い痛い。
これが季節を肌で感じるということだ!
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昼寝している連れあいを起こそうとすると、またぶつぶつと寝言を言っている。
「・・・・・・ばけおばけおばけおばけ・・・・・・」
お化け?嫌な夢でも見ているのだろうか。肩を揺さぶる。意外に簡単に薄目をあける連れあい。しかし寝言はとまらない。クレッシェンドで繰り返す。
「おばけおばけおばけおばけ
おばけー!」
一際大きく叫んだそのとき、連れあいはわたしのほうを見ていた。さらに指まで指した。
そして、また寝た。
・・・・・・。
なんとかわいそうな連れあい。ひと時の安らぎを求めて昼寝をしたのに、魑魅魍魎の夢にうなされるとは。あまつさえ配偶者を物の怪と間違えるとは。
不憫である。これは肩を揺さぶるとか大声で呼ぶとか野蛮な方法で起こしては気の毒だ。
というわけで、水仕事で冷たくなった手を、連れあいの背中に差し込んで起こした。飛び上がって起きたよ。そんなに嬉しかったのか。
目を覚ました後なにか色々と文句を言っていたようだが、よく聞こえなかったので知らない。
またゲームをやっている。面白いと評判のソフトだ。
小さな村が舞台で、主人公はそこで暮らしている。
村にはたくさんの住民がいて、各種施設がある。その中には喫茶店もあって、そこのマスターがわたし好みである。無口だが、時々ぼそっと話しながらコーヒーを淹れてくれるのだ。きっと声もいいに違いない。キャラクターに声はついていないのでわたしの妄想だが。
マスターと仲良くなるべく喫茶店に通いつめる主人公。
何だかときめきを感じるシチュエーションだ。果たせなかった青春の日々が今ここに。
でも、問題がある。かなり大きな問題が。
そのマスターは、鳩なのだ。
うん。鳩なの。名前ではなくて、鳥類の鳩なの。あの公園とかお寺とかにいてうっかり餌を持って近づくと餌ごと自分が食われるのではないかというくらい集まってくる、あの鳩。喫茶店の名前も「鳩の巣」。
そっか。わたし、哺乳類でなくてもいいんだあ・・・・・・。
なんか、一線を越えてるよなあ・・・・・・。
光と、浅い眠り。夜は明けたがまだ寝ていてもいいという安心感のあるまどろみ。
枕元では猫が遊んでいる音がする。
なんと穏やかな日曜の朝。
起きて、猫が遊んでいるおもちゃを見たら、生のネズミだった。すでに絶命済み。
穏やかな日常とは、かくも儚きもの……。
今までの日記をつらつらと読み返して思ったのだが、何故わたしは毎日自分の悪口を書いているのだろうか。自分の失敗とか軽い妄想癖とかそんなことを全世界に向けて発信してどんな利があるというのか。
もっとこう、知的で趣深い文章を書いていれば、それを読んだ声のいい紳士に見初められてメール交換が始まる、なんてドラマがあるかもしれないのだ。メール交換に声は関係がないことはとりあえずおいておく。
そうだ。もっと格調高い日記にしよう。
今までは毎日自分の悪いところばかり綴っていたわけだから、その逆に自分のいいところを前面に出していけばいいだろう。
わたしのいいところ……。
えーと。
えーと。
金遣いが荒いので日本経済の発展に貢献している!
いやいや、これでは怪しげな投資とかの勧誘しか来ない。投資できるような金はないが。
えーと。
ほこりっぽい部屋に入るとくしゃみが出るので、人間埃センサー!
いや、それはただのアレルギー症状だ。
えーと。
緑色の服をよく着ているので、目に優しい!
・・・・・・。
・・・・・・。
やはりしばらく日記のスタイルは変えがたいようなので、声のいい紳士様はもうしばしお待ちいただきたい。
畑の真ん中に3人の人が並んで立っていた。
よく見たらそれは案山子。よくある腕を水平にしている格好だが、着ている服がいかにも田舎の農家の人なので人間と錯覚してしまった。
納得して通り過ぎようとしたら、その中の一体がぐらり、と傾ぐ。
案山子が倒れる!と慌てて目を向けたら、本物の人間が作業をしていた。 本物そっくりの案山子2体の間に隠れるとは、お見事なカモフラージュです。
金曜日に日記で誤字があると、三日間その日記が一番上に。
27日の日記は誤字を訂正しました。すみません。
柿の種をチョコレートでコーティングしたお菓子がおいしい。柿の種の辛さをチョコレートの甘さがやわらげ、チョコレートの甘さを柿の種がひきしめるナイスコンビネーション。
高いものもあるが、100円ショップでも売っていたのでまとめて買ってきた。どうせ細かい味の違いなどわからぬ味音痴。安いほうがよい。
早速ぽりぽりとつまみながらパッケージをしげしげと見る。商品名の横に大きくこう書いてあった。
新食感 柿の種とチョコレートのミスマッチ
ミスマッチ:釣り合わないこと。また、釣り合わないものどうしを意図的に組み合わせること。
Yahoo!辞書より
宣伝文句としてその言葉はどうなのか。
そして、「仲良くやっているのに親に交際を反対された柿さんとチョコさん。二人は手に手をとって駆け落ち」なんて物語を即座に連想してしまうわたしもどうなのか。
昨日使ったバスタオルをよくよく見たら、エリマキトカゲの柄だった。
エリマキトカゲが話題になったのは1980年代半ば。
義母の物持ちのよさたるや。
昨日の日記で登場した日本在住のTさんが、家に帰ってくるなり文句を言う。
「お前、俺のことタヌキって書いただろ」
「は?」
「人のニックネームを勝手にタヌキにするとは非道な」
「何?」
「『日本在住のTさん』って『タヌキ』のTだろ」
「えーと、『連れあい』のT?」
「!・・・・・・だまされた・・・・・・!」
いや、騙していないから。
酒が飲めないのにビール腹という無駄に経済的な体型をTさんが気にしていることはわかった。
穏やかな日常の裏に潜む恐怖。それは不可視でありながら、隙あらば我々を喰らおうとする。
これはその「恐怖」と遭遇した者の戦慄の物語。
その日は飲み会だった。会場は初めての店で、場所も幹事から教えてもらってたどりついた。
店のドアをやや緊張しながら開ける。中にいた店主と目があった。もちろん知らない顔だ。
ああ、何てことだ。あの時何が起こったのだ。初対面のはずの、その店主は、俺の顔を見るなり、言った。
「おう、ちょっと太ったんじゃねえか」
ええええええええええ。ちょっと待って。俺あなたのこと知らないよ?!でもその口調はたまにすれ違うだけとかそういう相手に対する感じではないよね?この人と親しく話したことあるのか?誰だろう?誰だっけ?思い出さないと!ええええでも誰だ?!ていうか、俺、太った?
あせる自分を尻目に始まる飲み会。店主は他の客の相手をするため行ってしまった。これ以上話をする機会もなさそうだし、まあ思い出さなくてもいいか。でも本当に覚えがないのだけどなあ。
宴は次第に盛り上がり、盛り上がり、やがておひらきの時間がやってきた。会計をすませて店を出て行こうとした自分にまたあの店主が近づいてきて、言った。
「あんまりデブるなよ」
だから、お前は誰なんだ。
以上、日本在住のTさんの体験談。
親しく声をかけてきた人のことを思い出せない上に、太ったと言われるなんて、怖い。本当に怖い。