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自分、不器用ですから。
生き方はいざ知らず、手先が不器用である。細かい作業が苦手である。もちろん裁縫が苦手である。糸と針にはなるべく関わらないようにして生きてきた。
それでも人生にはどうしようもないことがある。例えば、お気に入りのシャツのボタンがとれてしまった時とか。
4つ穴のボタンを苦心しながら付け直す。もともとの針の痕を見ながら位置がずれないように。途中で糸がからまって布を通らなくなり、やり直したりもする。
丈夫に、なるべく粗の目立たぬように。穴を通し布を通し穴を通し布を通し。ようやく仕上げに近くなったそのとき。
ボタンの4つの穴を互いに隔てる十字になっている部分。
プラスチックがほろり、と崩れた。
並んだ4つの穴は、大きなひとつの穴に。
通した糸はたやすくボタンを開放する。
かくて、壊れたボタンと相変わらずボタンがとれたままのシャツが手元に。
自分、不器用ですから。
生き方はいざ知らず、物事の起こるタイミングがあまりに不器用である。
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家人が夕食がわりの市販品を買ってきてくれるという。弁当、パン、惣菜……何を頼むか思案していると、先手を打って尋ねられた。
「で、なにチキンがいい?」
まさかの鶏肉縛り。
連れあい寝言メモ。
「アマモリ、細く変形して」
普通のダイエットが続かないからといって、そんなロボットみたいな手段に頼るのは嫌だ。
今日は暖かいと聞いて薄着にしたが「暖かい」の上には「冬にしては」が省略されていることを忘れていた。いつもよりは格段に気温が高くても、着るものを極端に減らすような温度にはなりえない。「すごく寒い」が「寒い」になっただけである。身体がそれなりに冷えてからそのことに気づく。
されど過ちを改むるにはばかることなかれ。これから服を一枚増やしても遅くはない。
首周りの開いた服を脱ぎ、ハイネックシャツを着用する。
これでいいだろう。満足して、また作業に戻った。
我に返る。
増えてない。一枚脱いで一枚着たら着ているものの数は増えていない。
ハイネックの上に、元々着ていた首周りの開いた服を重ねて、ようやく当初予定していた格好になった。
この間一時間ほど。身体はもうすっかり冷え切って、厚着してもなお寒い。
食器が足りないと探していたら、冷蔵庫に入っていた。特に食材などを入れてあるわけでもなく。空のまま。
夕食直後、何を飲むか尋ねたときの答え。
「じゃあ胃腸薬を」
……そんなにひどかったデスカ……?
おしらせ
明日(22日)は日記の更新を休みます。
以下いつもの日記。
朝、起床時間5分前に家人が起きてきた。こちらが声をかける前に彼が自主的に起きてくることなどまずない。スタンディングオベーションに値するほどの快挙と言える。
すごいね、えらいね、と褒める声に応えつつ
「まあね(座布団をよけて座る)」
「俺だって(座布団を二つに折る)」
「起きるときは(二つに折った座布団を床に)」
「起きるさ(それを枕に寝転ぶ)」
と、流れるような動作で横になった。
寝るな。半端な時間に無駄に起きて居間で寝るな。
おやつにしようと思って。
お茶を淹れて。
腰掛けて。
いただきます、と手をあわせて。
おいしくいただこうといそいそと開封したのが、
郵便物(ダイレクトメール)。
お菓子。お菓子の袋を持ってきたつもりだった。
小さな子供さんと手をつないだお母さんらしき女性、メールでも届いたのか携帯電話を取り出し立ち止まった。
見れば彼らの足元に幼児向けアニメのキャラクターが描かれたカードが落ちている。状況から見てお子さんの物だろう。子供さんはお母さんを大人しく待っており、お母さんは携帯電話チェック中。落し物に気づく様子はない。
たかがカードではあるが、外出先で持っているのならば大事なものかもしれない。そのまま行ってしまう前に拾ってお渡しすべきだろう。
お子さんに直接渡しては、不審者が子供に話しかけてきたとお母さんが驚いてしまうかもしれない。メール確認の邪魔をしてしまうが、ここは母親に手渡すのが正解か。
そこまでを一瞬で考えて、カードを拾い、お母さんに声をかける。あの、これ、落としましたよ。
「ええっ!あっ!ごめんなさ、わあ!」
お母さん、突然声をかけられて相当びっくりしたらしく、持っていた携帯電話を豪快に勢いよくとり落としてた。
……なんか、すみませんでした……。
柔らかめのトリュフチョコレートを食べながら家人が今日のことを話してくれる。
「歯医者さんであまり粘りのあるものは食べるなって言われたよ」
詰め物がとれてしまうらしい。ではこのチョコレートも本当はあまり良くないだろう。いただきものなので気を使って食べているに違いない。律儀である。
そんな律儀な家人、するするとチョコレートを胃の中に片付けたあと、串団子を2本平らげていた。団子は歯医者帰りに自ら買い求めてきたものである。
律儀なのではなく、言われたことをあまり守る気がないだけだったか。