子供のころ、押入れの整理を手伝っていたら、赤茶色の種らしきものが数粒出てきた。何の種かと大人に聞いても誰も答えてくれない。では育ててみようと庭にまいた。
無事に芽が出てすくすく育ち、やがてさやが生る。さやをあけたら出てきたのは小さな粒。小豆に似ているので大人に見せたら、小豆だねと言う。買ってきた小豆に足して赤飯にして食べた。自分で育てたものだと思えばなお美味しかった。
さて、今にして思えば、だ。
最初に押入れから出てきた種と、生った小豆とでは見た目が全く一緒だった気がする。現に収穫した小豆を次の年に同じようにまいたら同じように実ができた。
わざわざ育てる必要はなかったのでは?
わかりきったことを実験してわかりきった答えを得るのも大事なことだと思うことにする。
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