債権回収の映像らしい。どこも不景気だ。取り立ても厳しいものとなるだろう。嫌なご時世だ。
それにしてはアナウンサーの声は弾んでいる。明るいニュースと暗いそれでは少し声の調子を変えるべきだ。
顔を上げてテレビの画面を見る。
アナウンサー「とりたての映像です!」
テロップ「撮りたて!今日のオリンピック!」
「(借金の)取り立て」ではなかった。
同じ「とりたて」でも果物や魚が「とりたて」の場合もあるだろう。何故真っ先に借金の取り立てと判断したのか。もちろん不景気のせいだ。不景気が悪いのであって、わたしの雰囲気を読む力の無さが悪いのではない。
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