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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.05 (Thu)
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千の夜と一つの朝と二つの睡眠

 夜明けが早くなり日暮れがゆっくりになり、雪を踏めばほろほろとけて、風が温さを含み始めてきた。何をしてもしなくても春はきちんと来てくれてありがたい。

日が長くなったとは言え、起床時間はまだ暗い。かすかに見える時計の針を頼りに起きる。
ある日、深い夢からうつらうつらと浮上してきたころに体を揺さぶられた。
「起きて。大変だよ。時間だよ。早く起きて」
普段わたしよりずっと遅くに起きる連れあいに起こされてしまった。
ただ、彼は起きる気はないようだし、まだ外は明けていない。そんなに寝坊したわけでもなさそうだ。しかし目覚まし時計にも気づかず眠っていたのは久しぶりである。昨夜もいつもどおりの時間に床に就いたし、体調もいいので寝坊する要素はないのだが。
いずれ寝過ごした原因の分析よりも、遅れをどうやって取り戻すかが肝要である。眠い目をこすって床から出る。時計を見る。

午前3時だった。
連れあいはわたしを漁船にでも乗せる気か。

布団に戻る。いくらなんでも早すぎる。連れあいに苦言を呈したら、驚いて時刻を確認していた。時計を見ないで感覚だけで人を起こすのは止めていただきたい。
まあでも、二度寝できて得した気分ではあった。全然全くさっぱり得はしていないのだが。
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2010.02.26 (Fri)
Category[日記]
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