ハンカチやちょっとした紙片を、両手がふさがっている間、口にくわえることがある。髪を結っている女の人がヘアピンをくわえているところなど、色っぽくて好きだ。
衛生的にはあまりよくないのだろうが、自分しか使用しない物を自己責任でやる分には構わないと思う。
今日、道でメモを取っている人を見かけた。
両手がふさがってもてあましたらしいもう一つの持ち物を、口にくわえている。
携帯電話を。
ストラップ等ではなく、二つ折り式の本体を口にくわえている。
びっくりした。携帯電話は小型化しているとはいえ、口にいれるにはなかなかに大きいのだ。
家に帰ってから、ためしに自分の携帯電話をくわえてみたが、やはり難しい。大きいのみならず重いので、歯をたてずにホールドするのは大変だ。顎が痛くな る。電話を汚さないようにラップで包んでさえ困難なのだから、つるつるのむき出しのまま保持する技術はいかばかりか。お見かけしたあの方は、きっと業界で は有名な電話くわえ職人だったのだろう。
そんなわけで、起業家の皆様、これはビジネスチャンスだと思う。
両手がふさがっていても携帯電話を身につけておける道具を開発すれば、今ままで口にくわえていた層に売れるに違いない。一攫千金の大もうけだ。
あ、このアイディアを使用して利益が出た際には、当方にいくらか還元願います。よろしく。
え?
ネックストラップ?
ポケット?
なにそれ?
PR