ニュースの見出しで「生き残りかけ競争激化」とあった。
もちろんどこかの業界が生き残りをかけて競争が激しくなりつつあるということ言っているのだが、これを「生き残りかけ」で切って読んでしまった。残りかけているけどまだまだ完全に残っているわけではないからゆめゆめ油断めさるな、という意味になる。
「生き残り賭け」と書いてくれればこんな間違いはしなかったのである。
漢字は便利だ。
「じゅうにしちょうがかいぎ」という文がある。
このままでは「十二指腸が快技」なのか「十二支、蝶がか?異議」なのかわからない。内臓の一部が見事に消化技を見せたのか子丑寅に蝶か誰かが異議を唱えた のかわからないのでは非常に不便である。これを「12市長が会議」と書いてくれれば12人の怒れる市長さんが会議をしたのだとわかる。
漢字は大変便利である。
特に漢字の必要性を感じるのは、古典的な宇宙人の言葉を表記するときである。
「ワレワワレハチキュウヲセイフクスル」。読みにくいのだ。
これに漢字が混じると「我々ハ地球ヲ征服スル」と非常に通りがよくなる。征服されてはかなわん、と慌てることもできるわけだ。
漢字はいいものだ。
というわけで、漢字の重要性がわからず勉強が進まないお子さんは毎日漢字なしの「宇宙人言葉」を読んでいれば、漢字の利便性を認識し学習にも熱がはいると思う。
PR