何かを踏んだ。ふにゃりとした嫌な感触。足をあげて床を見たが何も無い。
気のせいかと足をおろす。また柔らかいものを踏み潰すような抵抗。足元には台所用に敷いているマット以外ない。
足にまとわりつく不可視の妖怪、すねこすり?
すねこすりといえば何となく猫のイメージだ。不可視なのに猫なのはおかしいが印象なのだからしかたなかろう。今まさに自分の足元には見えない猫が。すてき。ときめく。マーベラス。猫こそ愛。猫ラブ。猫フォーエバー。
大変興奮したが、床のマットに大きい皺がよっていただけだった。薄ら寒いくらい落ち着いた。
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