恐れよ 慄け 名も奪われし罪なき悪漢
我は豊穣の名を借りて 汝らを狩る文明の徒
と妄想しながらまた草を刈ってきた。馬鹿に刃物を持たせるなというのは、変にヒロイックな気分になって危ないからではないか。
本日のお話はここから。
部屋に掃除機をかける。
肉眼でも見えるごみが落ちているのになかなか吸い取れない。ごみがたまる紙パックは替えたばかりだし、スイッチも「強」になっている。
おかしい。故障だろうか。掃除機は壊れやすい家電だから可能性はある。修理と買い替えとどちらがいいのだろう。
とそこまで考えたとき。
わたしの視神経がようやく現実を脳に伝えた。
掃除機のヘッドの吸い込み口が、天井をむいている。
どんなに慣れている仕事でも過度に気をぬくべきではない、というお話。
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