「四種類のチーズを使った」というふれこみのパンを食べた。パンとチーズで不味いわけがなく大変に美味。どんなチーズを使っているのか気になって、原材料表記を見てみる。
「原材料:プロセスチーズ、ナチュラルチーズ、……」
チェダーとかゴーダとか、そういうお洒落な感じのことが知りたかったのだが。チーズの種類をお洒落だと感じる自分が相当田舎者であることは認める。
そういえば以前、チョコレートでコーティングされたパンの原材料は「原材料:チョコレート」であった。チョコレートに何が含まれていてもこれでは文句が言えない。
さらに昔、惣菜パンの原材料には「原材料:コロッケ」とあった。コロッケサンドだから見ればわかる。
中学校のころ細胞についての授業を始めるにあたり、「人間は何でできていると思うか」とアンケートをとった先生がいた。上記の原材料表示にならって答え るならば「頭、胴体、手足」だろう。理科教師が前途の多難さに頭を抱えるのが見えるようだ。ちなみに当時のわたしは体の材料めいた物のほかに、 「0.00001%の良心と0.1%の悪心」と書いた。痛たたた。しかも全部足しても100%になっていなかった覚えがある。痛たたたたたた。
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