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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.06 (Fri)
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伝えない手

 日も暮れてから、庭に生ごみを捨てに行く。
連れあいが手伝うと言う。

「じゃあ俺、猫持つね」
猫を抱き上げて連れあいが言う。
ごみ捨てに猫を連れてどうしようというのか。

庭は暗いので懐中電灯が必要だ。
「俺は猫を持っているので持てない」
猫をなでながら連れあいが言う。
生ごみと懐中電灯を持って靴をはく。

玄関を出ようとする。
「猫で両手がふさがっていて、開けられない。開けて」
逃げようとする猫をしっかりと捕まえて連れあいが言う。
生ごみと懐中電灯を持ったまま、なんとかわたしが玄関のドアを開ける。

生ごみ用のごみ箱を開けてごみを捨てる。
「ほら、雪だよー。きれいねー」
景色を見せながら連れあいが猫に言う。
ごみ箱を閉めて、ついでに蓋につもった雪を払う。

家に戻る。
「猫が逃げないうちに閉めて」
真剣な顔で連れあいが言う。
玄関のドアを閉める。

靴を脱ぐ。
「よーし。俺、よくがんばった。よく手伝った!」
猫を解放した連れあいが笑う。

君、何をしに来たのだ。
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2007.12.13 (Thu)
Category[日記]
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