買い物をしてレジで清算したら630円だった。
財布の中には小銭がたくさんある。しかし630円を硬貨で払えるほどではない。何年か前の自分ならば紙幣を含めて1030円出していたところだ。
されど人は成長する。わたしも伊達に昭和(の一部)を生き抜いてきたわけではない。
ここでの最適解は1130円だ。1030円ならお釣りは100円硬貨4枚。しかしここにあえて1130円を渡すことで、つり銭は500円硬貨1枚、実に当初の予定の4分の1の枚数で済むのである。
小銭の増加による財布への負担を最小限に抑える人類の叡智。さあ、受取り、その計算の美しさにうち震えるがいい。
「500円のお返しでございます。細かくて申し訳ございません」
100円玉5枚で返された。
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