近頃またエプロンをするようになった。夏場は暑くてとても着ていられなかったのだ。つけると気がひきしまって良い。
今までは一度つけると一日中そのままだったが、今秋から必要のないときは脱ぐように心がけている。メリハリをつける意味もあるし、食事の際もそのままな のは行儀が良くないと考えたからだ。エプロンの似合わない場所に着たままで出かけ、駐車場で慌ててはずしている無様もさらさずにすむ。
家事などまったくしなかった独身時代から、エプロンだけはたくさん持っている。ギャルソンエプロンから割烹着まで、一時10枚以上まで増えたが、その後6枚まで減らした。それでも多いが、用途と気候と気分にあわせて変えられるのでそれなりに便利だ。
本日は気分的気候的に割烹着だ。もとは外出用に着ていたおきにいりの服を保護する意味でもちょうどよい。
廊下と台所の床を拭く。家人が出払う明日ワックスをかけよう。
昼食の準備をして割烹着をはずす。這いつくばって掃除をしていたのに、服にはよごれひとつない。さすがだ。
お昼は久しぶりに蕎麦である。晩秋の体を温めてくれることだろう。では、いただきます。
その10数秒後に、汁をこぼして。
なおも食べているうちに、汁は飛び散り飛び散り。
お気に入りの服はたちまち染みだらけに。
わたしが本当にエプロンを必要とするのは、食事時なんだよなあ……。
なぜ外出用だった服が家用になったのか、思い出してみるべきだった。
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