Yahoo! JAPANトップページにランダムで出るYahoo!ショッピングの広告が気になって仕方がない。
ここひと月でメモした惹句を羅列してみる。
「きれい目に崩したい初夏のファッション」
「きれい目」なのに「崩」すのがよくわからない。大体「きれい目」とは何だ。「疲れ目」が疲れた目だから、「きれいな目」か。
ここに限った話ではないが、「愛され系」とか「姫ワンピ」とか女性ファッション関係の用語は独特だ。なんというか、口の端とか肺のあたりがむずむずする語感。
「ためしてみたいよ 高級品」
高級品の話なのに、語尾の「よ」でハイクラスな印象が台無しだ。
「自分にごほうび 乙女買い」
「乙女買い」なんて可愛らしく言っても駄目だ。それは無駄遣いだ。
「自分にごほうび」はわたしが必需品でないものを買うときに使う言葉だが、褒章がいただけるほどの仕事は何もしていないと自覚している。
「していますか?男のプチ努力」
努力にまで「プチ」がつく時代。「プチ根性」とか「プチ全身全霊」とか「プチ粉骨砕身」もありか。
「男クリアランスセール」「女クリアランスセール」
何を売るつもりなのか問いたい。
「男をもっと楽しむ 助手席に彼女が映える車」
映えるのは車なのか彼女なのか。自分の読解力に自信がなくなる。
「助手席に彼女を乗せると映える車」と読めなくもない。彼女を乗せないと映えないのか。
そもそも車は人のアクセサリーにするには高価すぎるし、人を車のアクセサリーにするのは不安定すぎて、ともに向かないと思うのだ。
「本命 ブランド浴衣にひと目惚れ」
本命のあの人がブランド浴衣の他人に一目惚れしたっていうの!アタシの恋、大ピンチ☆という話なのかと。
全然違った。わたしの脳、大ピンチ☆
「誰にも見られない 旅先で大胆!」
どこにどんな交通手段で旅行に行く気だ。心配である。
こんな感じで日々もやもやする。
読む人の気を惹いているという点で、広告としては成功なのか。
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