寝ていた連れあいがぽつりと言う。
「アマモリ可哀想」
何がだ。気持ちよく寝ていたのをあなたに起こされたことがか。
「夢を見た」
うん。どんな。
「アマモリの実家に二人で行ったんだけど、お前は間違って長靴(農作業用)を履いてきちゃうの。恥ずかしくて可哀想」
現地で買うという選択肢は。
「足の形がおかしいからどこにも売ってないの。可哀想」
なんか現実の設定をとりいれた生々しい夢だ。
そんな会話の後おもいだした。
友人たちと街へ出かけるときに、服は当時精一杯のお洒落をしたが、足元は父のおじさんサンダルで行ってしまったことを。庭先で作業しているところに友人が迎えに来てくれてそのまま出てしまったのだ。高校時代だ。あれは恥ずかしかった。
なんだ。ただの正夢か。過去知だけど。
とりあえずすっかり忘れていた恥を呼び起こした責任をとってほしい。
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