最近、やたらと指に怪我をする。
手の皮膚炎が傷になるのはいつものことだが、それだけにあらず。
みみが硬い食パンをスライスしていて勢い余って指までざっくり。おもちゃに余計な出っ張りがあったので、カッターで削っていたら手が滑って。スライサーで大根を薄切りしていたらいつのまにか指の先まで。再びパンを切るときに治りかけの前回の傷をもう一度。
わたしの指をめぐる陰謀がどこかで持ち上がっていて、誰かがそれを阻止するために戦っていて、それを観て全米が泣いているのではないかと妄想してしまうくらい満指創痍だ。きっと陰謀の主は絆創膏メーカーだと思う。
ところで、この間
ウィキペディアで「本多忠勝」の項を読んでいたところ、このような記述があった。
>あるとき、彼は小刀で持ち物に名前を彫っていた。その時、うっかり手を滑らせ、指に小さな切り傷を負ってしまう。忠勝は「わしの命運もここまでか」と嘆き、実際にその数日後に死去した。これが彼の生涯で唯一の負傷だったと伝わる。
本多忠勝は戦国時代の中でも最強とうたわれる武将の一人である。
その忠勝が、指の切り傷ひとつで命運を悟っている。
かたや五指全てが傷だらけのわたし。
つまり、だ。
生まれる時代を間違えた!もう少しだけ前の時代ならば、わたしは「あの本多忠勝以上の傷を負っても死なぬ」と伝説になっていたはず!
嗚呼、遅すぎた豪傑がここに!
と考えながら今日も絆創膏を買いに行く。
戦国時代?そんな物騒な時代に生まれたら、多分2秒で逝ってしまう。ひ弱で肥満な現代人ですから。
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