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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.07 (Sat)
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たった一行に想いをこめて

 選挙告示前だというのに「今度の村議会選挙に立候補します○○です」と挨拶に来た人が3人もいた。告示前の選挙活動は違反ではないのだろうか。個人的に戸別訪問そのものも好きではない。こちらにも都合というものがある。
別に、上半身パジャマ・下半身ジャージで髪に櫛もいれていないときに来られたから怒っているのではない。

難しいことは忘れて、今日の日記は以下のとおり。


遠方の友人にちょっとした携帯ゲーム機を送ることになった。
伝票には品名を書く欄がある。高いものではないが機械だから、なるべく丁寧に扱ってもらえるような品名を書くべきだろう。

無難なところではワレモノ扱いで「雑貨」か。
しかしノートもたわしもポットも金だらいも花瓶もドライフラワーもバーベキュー用炭も雑貨である。
送り主は、荷物を丁寧に扱って欲しいがために、なんでもワレモノ扱いにすることが多いと聞く。品名が「雑貨」では、宅配便を扱う人が「ああ、いつもの『とりあえずワレモノ扱い』ね」と思いかねない。もう少し扱いに際して緊張を感じる品名を考えることにする。

わかりやすくゲーム機の商品名はどうか。それは少し恥ずかしい。
おもちゃを買ったときに発送伝票に商品名を書かれるのは、たとえ一人暮らしでも嫌なものだ。
わたしも何度か経験がある。「品名 かわいい子猫スイートドリームver.」とか「品名 建設機械ミニカーコレクション」とか(いずれも仮名)。 「品名 うっかり八兵衛 ×1」(実名)も結構びっくりした。
まして相手は実家住まい。中身を書くのは嫌がらせに近い。
そもそも、宅配便関係者がすべて、ゲーム機の名前をみてそれが取り扱いに注意を要するものであるとわかるとは限らないのだ。これも却下。

よくあるところで「精密機器」はいかがか。
わたしにとっては中身と仕組みがよく分からないものは「精密機器」である。
洗濯機も冷蔵庫も精密機器なら、パソコンのハードディスクもアプリケーションも精密機器だし、原子力発電所も地理も、高等数学や物理の公式も精密機器だ。
「white」のwや「know」のkも精密機器である。これらは何故そこにあるのにないがごとく扱われるのか。wやkも皆様のお役に立とうとうまれてきたのに「knife」などに使われては可哀想である。

英語つながりでいけば、「child」と「children」の関係も精密機器だ。どうして「ren」がついただけで「child」まで読み方が変わる のか。「child」の中でも、「renとの合併による読み方の変化受容派」「否受容派(我々はあくまでチャイルドである派)」「そもそもrenとの合併 を認めない派(sでいいじゃん派)」などがせめぎあっているのかもしれない。単語としての「child」が暴動を起こしたという話は聞かないから、幸いに して過激派はいないのだろう。

話がそれた。品名「精密機器」は適切か。ゲーム機は誰が見ても精密機器と言えると思う。そして壊れやすそうなイメージもある。これはいい。
しかし。とそのとき思い出す余計な知識。
子どもには見せられない映像作品のメディアやグッズを業者が送るとき、「精密機器」と品名を書くのが定番だと聞いたことがある。
送り主の名前からよもや誤解はうけないだろうが、こんなことを思い出してしまっては「精密機器」は使いづらい。

手詰まりだ。なんと書くべきか。
手元の伝票には、「精密機器」で決めかけたときに書いた「機」の文字。なぜ一文字目の「精」を書かなかったのかは、それがわたしだからとしか言えない。
もう「機」は決定なので、そうだなあ、「機械類」でいいか。なんだか印刷機械とか入っていそうだけど、壊れ物であることは伝わるだろう。

伝票の品名ひとつにこめられたさまざまな逡巡を誰が知ろう。世界はドラマに満ちている。
集荷してトラックに戻っていく配達員の背中を見ながら、感慨を隠し切れないわたしだった。
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2007.03.22 (Thu)
Category[日記]

四つの節穴

 デパートで買い物。下の階におりようとエスカレーターに足をかけたら、つん、と押し戻された。
のぼりのエスカレーターだった。


納戸にあるはずのホットプレートが見つからない。すぐわかるところにあると言われたのに。多分平たくて大きい箱に入っていると思うのだが。
散々探してもそんな箱はなく、義母に助けを求めた。これよ、これと義母が指差す。
床のど真ん中に、箱に入っていないむき出しのホットプレートが置いてあった。


夜中に連れあいがカルボナーラが食べたいと言い出す。夕食は食べたのだからと断ったのだが、カルボカルボとうるさい。
仕方ないので台所で作り始める。そこへ連れあいが来て言うことに「何作ってるの?(ごく自然な質問調で)」。
流し台には生クリームがあり、粉チーズも出してあり、フライパンではベーコンが焼かれ、その横でパスタをゆでている状況において、どの口がそんなことを 尋ねるのか。君はカルボナーラが一般的にどんな食べ物なのか知っているのか。カルボナーラと言ってみたかっただけではないのか。
夜中の厨房でまた喧嘩になった。味見したカルボナーラは美味かった。


床に先ほど食べたリング状のチョコレート菓子が落ちていた。もったいないので拾って口にいれる。
がりり。
何かの電化製品の部品だった。びっくりした・・・・・・。主に自分の不注意さに。
2007.03.20 (Tue)
Category[日記]

墓参れ

 お彼岸。墓参りしながら思ったことをオムニバス形式で。


お墓に備えたものをその場で皆で食べるのだが、お参りも三箇所目になると満腹でつらかった。もう大福関係はいいからお茶をくれ。


お墓参りスタンプカードがあればいいと思う。一箇所お参りするごとにスタンプがひとつ。
たくさんたまると、戒名料100円引きとか、地獄の沙汰変更料金10%OFFとか特典あり。特典がお金関係なのがあざとくて味がある。


風があるので線香になかなか火がつかない。掌でライターの火を守りながら根気よく。
小さい頃は、この「火を手で消えないように守る」という動作は、「手から出る不思議パワーで、炎をより大きく燃え上がらせる」ための行為だと思っていた。
そういえば「質量保存の法則」もよくわからず、太った人が痩せた分、空気が重くなるのだと理解していた。今は世界中の人が太ったり痩せたりしてバランスがとれている。一斉に食糧難になったら、空気の重みでみんなつぶれてしまうかも、と心配だったものだ。
空気の重みを引き受けている太っている人(=自分)偉い。←この一行は小さい頃ではなく、今考えた。
2007.03.19 (Mon)
Category[日記]

でも箱は捨てた

 部屋を片付けていたら、贈答品らしき未開封の箱が出てきた。タオルセットと書いてある。
開けてみる。確かにタオルだ。柔らかい。
PRを兼ねた説明書きもあり、それによると染色していないため環境にいい製品だという。結構なことだ。
台所で使ってみた。手を拭いたときに包まれるようで、やはり洗濯に洗濯を重ねたものとは違う。

まったくもって重畳であるが、腑に落ちない。
箱にはタオルが一枚しか入っていなかった。

タオル「セット」?

きっと梱包材とPRペーパーとタオルで「セット」なのだろう。何やらごまかされた気がするが、きっとそうだ。
2007.03.16 (Fri)
Category[日記]

目方のことは夢のまた夢

 「着て歩くだけで引き締まる」というふれこみの下着をネットで見つけた。怠け者で目方が豊かだけど、一応毎日犬の散歩に出る習慣のわたしにぴったりではないか。いそいそと商品情報を読む。

わたしの腹回りに適合するサイズはないことがわかった。

このサイズが入るなら、ダイエットなんていらないのではないか。過剰に太い人はお断りか。面倒見切れないのか。ここまで上がってこい!と手を差し伸べて いるつもりか。好みの紳士や理想の猫が手をのばしているのなら、壁に歯を突き立ててでも這い上がってみせるが、相手が下着では。大体歯を使って岩場をの ぼってくるおばさんって、どこの都市伝説だ。紳士も猫も逃げるわ。取り残されて涙をながしながら落ちていくわたしが見えるようだ。そもそも誰がロッククラ イミングの話をしているよ。下着の話だ。サイズがないのだ。

恨みがましく思考をめぐらせていると、ちろりろりろと音楽がなり、電子レンジが解凍終了を告げた。
レンジを開ける。何も入っていない。

いかなる過程を経たか知らぬが、解凍にかけていたつもりの豚肉は冷凍庫に戻っていた。
なんだ。豚肉までわたしを馬鹿にして。望まれて肥える動物はいいよね。

体重のことで食材にまで嫉妬するというのは、ちょっとまずいのではないかと思う。人間の尊厳的に。

反省して、ウエストのサイズなんて気にせず、おおらかに生きることにした。豚肉のみぞれ煮美味い。かぼちゃのグラタンも美味い。痩せたいと思いながらつくると、カロリーの高い料理がおいしくできるという法則を発見。
2007.03.15 (Thu)
Category[日記]

馬鹿だから風邪をひく

 いつも飲んでいる薬が切れたので病院へ。家人に、風邪が流行っているからマスクを持っていったほうがいいと言われ、使い捨てのものを持参した。
診察を終えて会計をしているときにふと見ると、受付に「ご自由にお使いください」とわたしが持ってきたのと同じようなマスクが置いてある。なんだ、わざわざ自分で用意しなくてもよかったのではないか。

まあ、自前であれ病院からもらうのであれ。
会計が終わった後に、院内でマスクをするのを忘れているのに気付いたらどうしようもないのだが。

これで風邪をひいたら、その風邪を「粗忽風邪」と命名することにする。
2007.03.14 (Wed)
Category[日記]

悲しいのはお前だけ

 ある春のドカ雪の日のある人の悲しい悲しい物語ふたつ。


物語1
寒いのでマフラーをたんすの奥から出した。
いまさらマフラー?と思われるかもしれない。長い北国暮らしで「この程度の寒さでマフラーなど沽券に関わる」というおかしなプライドが育まれてしまい、 ここ数年間マフラーなどしたことがなかった。今になって引っ張り出してきたわけは、それだけここ数日が寒かったことと、マフラーってなんか格好いいよねと 急に目覚めたことの2点である。格好いいかもという期待は沽券に勝るのだ。実際に格好いいかどうかはまた別の問題。

ぐるぐると首に巻いて散歩に出る。
あごを埋めると大変あたたかい。こんないいものを何故今まで使わなかったのかというくらいだ。

あまりに温かいので、このマフラーは声のいい紳士が薄着で歩いているわたしを見かねて貸してくれたものだという妄想が始まる。紳士は正にいま隣を歩いて おり、わたしの健康への無頓着さに対して説教とも文句ともつかない話をしているのだ。むろん愛情をこめて。自分の身につけている防寒着もこの風雪には少々 心もとないものだというのに。

という設定で3キロ歩いた。1妄想3キロメートル。キャラメルなどとは比べ物にならないこのエネルギー。
何故人は妄想で3キロ歩けるのに、霞を食って生きることはできないのか。生きるとはなんと悲しく苦しく理不尽なもの。


物語2 
雪の中傘をさして歩いていると、ふいに太陽が顔をだした。
雪が積もったところに落ちる影は見えやすい。わたしの影もくっきりとあらわれる。体の上半分が楕円だ。丸いところは傘の影。

ん?これって、あれに似ていない?

自分の正面の姿がうつるように体の向きを変える。傘は肩で支えるように持つ。上半身、楕円だった影は円に。手を横にだし、あの台詞。

オイ、キタロウ!

・・・・・・。
眼球(顔?)から手が生えているような影で、あまりそれらしくない。コートを着ているので、シルエットもおかしいし。全身タイツならそれっぽく見えそう な気はするが、吹雪の中その格好で歩いていたら多分通報される。通報されなくても何か大切なものをなくしてしまう予感がする。

現状でもっとそれっぽくみえるように工夫しているうちに、太陽は隠れてまた吹雪になった。
2007.03.13 (Tue)
Category[日記]

寒さに震える春のある日

 昨夜の雪が車の上にかなり積もってしまった。専用のブラシで雪を払う。
おおむね落としたが、ブラシの長さが足りなくて、車の屋根の上、真ん中辺りに一直線雪が残った。このままではみっともないので、銘をつけてやることにする。

銘・モヒカン号
無軌道に生きる無法者のイメージ。救世主に倒される日まで世紀末を縦横無尽に駆け回る。モヒカンなのに、フロントガラスやサイドミラー、ウィンカーは丁寧に雪が拭かれており、自分の身が大事という小心なところが伺える傑作。

うん。満足した。モヒカン号なのだから屋根の雪を無理やり落とす必要はあるまい。


以下今日の日記。


具合が悪くて寝ていたら猫がかつてないほど甘えてくる。
そういえば、寝込む前に散歩に連れて行った犬も、やたらべたべたとくっついてきた。
これって、死亡フラグ?
どきどきしながら横になっていた。


夏休み終了直前なのに、宿題にひとつも手をつけていない!
という夢を見た。
起きた後も、何か大事なことを放り出している気がして、そわそわがとまらない。


何年かぶりにチョココロネを食べる。
もう大人だし、と普通に食べたら、食後なにやら物足りない。
やはりチョココロネはほどいて食べないと駄目だ。普通にかじったらチョコクリームパンと同じではないか。
食べたのに食べていない感じでもやもやする。


以上今日の日記。
何?オチがない?
よく読んでいただきたい。今日の日記は「落ち着かない日記」である。だから、オチもつかない、とこういうわけで。
おあとがよろしいようで。


春なのに寒いね(二重の意味で)。皆様おからだに気をつけて。
2007.03.12 (Mon)
Category[日記]

炸裂するボディ

 ダイナマイトボディに対抗して、手りゅう弾ボディというのはどうか。
すなわち、樽型。

自分の体型を見ていて思いついたとか、そんなことはないから!


手りゅう弾にも色々な形があるというのはこの際無視で。
2007.03.09 (Fri)
Category[日記]

と、一番の珍獣が申しております。

明るい朝。
うすく目を開けた瞬間、おだやかな陽光にそぐわぬ茶色い毛むくじゃらの謎の生き物と目があった!

・・・・・・布団カバーの柄だった。毛並みだけ妙に丁寧に描いてあるテディベア。 


押入れをあける。人間の頭の2倍ほどもある毛の塊が!

・・・・・・連れあいが宴会の余興につかうために買ったアフロヘアのかつらだった。


風呂場用のスリッパを履く。ふにゃり、という感触。もう騙されないぞ。どうせスポンジか何かに違いな 

・・・・・・ねずみが、おかくれになっていた。おかくれに、というのは古語風の意味で。


・・・・・・我が家は、がくがく動物ランド。
2007.03.08 (Thu)
Category[日記]
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