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父の日のプレゼントは難しい。思いつくのはネクタイ、ひげそり、枕、酒くらいだろうか。
考えているときにちょうど「父の日ギフト」と題されたカタログが送られてきた。父親像も時代とともに変遷しているのだから、最新のカタログには何か新しいアイディアがあるかもしれないとめくってみる。
「コーヒーメーカー」。仕事だけではなく家にいる時間も楽しむ父、といったところか。
「液晶テレビ」。確かにテレビが一人一台でも珍しくなくなった。
「自転車」。車よりも健康的かもしれない。
「むだ毛そり」。なるほど「ひげそり」ではないところが今風だ。
あとは、とページをめくる。そこには夏用のジェルマットや防災対応多機能時計にくわえて異彩をはなつ物が。
かの大人数アイドルグループのCDとDVDのセット。
このカタログはアイドル好きでしかもそれを家族に認められている父親像を想定しているということか。
時代は随分進んだものだ。
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生物の本『美しいイキモノ』の広告を見つけていそいそと熟読したら『美しいキモノ』の宣伝だった。
まあそれはそれで。
おろしたばかりの洗い物用ゴム手袋に黒い大きな穴が開いていた。仕方なくまた新品をを出して古いほうを捨てようとして気づく。
穴だと思ったのは、光の加減で黒く見えたほうれん草のかけら。
さて、この袋から取り出してしまった新しい手袋の行き所をどうするか。
シャンプーもリンスも不味いが、リンスのほうがより顔をしかめてしまうような嫌な味で、しかもいつまでもいつまでも後味が残るのが困るよね、と話したら異世界人を見るような目で憐れまれた。
髪を洗っていれば結構な高確率で口に入るはずだが。……入るよね?え?
不定期連載、連れあい寝言メモ。下ねた注意。
夜中、お手洗いに起きようとしたときのこと。
「どこ行くの?」
トイレ行って来る。
「それが猫の名前?」
それが猫の名前なら、猫が外に出て帰ってこなかったときは「トイレ行って来るー!」「トイレ行って来るー!どこー?」「出ておいでー、トイレ行って来るー!」と叫んで歩かなくてはならないではないか。嫌だよ。
食べ物を模した、あるおもちゃの宣伝文句。
「可愛いお料理のクッキングです。」
この、意味がわかりそうでわからないもどかしさ。
フライパンに入れるつもりだったサラダ油を何故か干ししいたけをもどしている最中のボウルに……。
連れあいが目撃した人。
1 内線電話でお話中
2 携帯電話に着信
3 内線で話しながらも携帯を操作
4 内線の受話器を当てている耳とは反対側で携帯にでる
惜しい。耳だけではなく口も二つあったら完璧な対応だった。
窓枠に囲われた東の空が薄い青から白へのグラデーションに染まるころ、一人夕食を食べる。
静かな部屋で粛々と箸を動かす。体は疲れている。眠くはないが、感覚が鈍っているのだろう。自分の挙動も料理の味も夢の中のようにぼんやりしている。
特に視覚に疲労を感じる。いつもなら自然に行っているはずの「見る」ことに、いちいち神経を使っているのが意識される。
箸をのばす場所を決めることが、料理の色を知覚することが、どんどん難しくなってくる。
疲れというものは、何て基本的な感覚を蝕むのか。視界は急速に閉ざされる。
ああ。いよいよ何も見えなくなりそうな。
……日暮れたのに、電気をつけ忘れていた。
オリーブオイルと醤油でイタリアの風薫る和風ドレッシングを作ったつもりが、ごま油とめんつゆだった。