忍者ブログ

起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
カテゴリー
ブログ内検索
RSS
アーカイブ
バーコード
アクセス解析

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2026.02.06 (Fri)
Category[]

はたらくものたち

おしらせ
散財」に「宇宙食その2」を更新しました。

おしらせここまで
本日の日記はこの下の記事。


相撲中継があるときは、義母も連れあいも夕食をちゃんと味わっていない気がするので、極限まで手を抜くか、わたしの好物だけ出せばいいな。
と気づくのが毎回毎回千秋楽前後。
大脳さん、ちゃんと働いてください。




大脳「……って、宿主さんに言われちゃったの・・・・・・」
脳幹「大ちゃん、そんなこと気にしちゃ駄目駄目」
大脳「でも、わたし、よく忘れ物もするし、見えているはずの物もちゃんと認識しないし・・・・・・。宿主さんは、脳幹姉さまや小脳姉さんを見習いなさいって、怒っているみたい。なりばかり大きくて、ちっとも働かないって」
小脳「私たちはそれが仕事。大脳ちゃんが時々休むのも仕事のうちでしょ」
大脳「うん、そうなんだけど・・・・・・」
脳幹「まったく、理解のない宿主よね~。よーし、ちょっとこらしめてやろうかな」
小脳「姉さま!呼吸と循環器を止めるのは駄目!私たちまでまきぞえになるでしょ!」
脳幹「え~。じゃあ小脳ちゃん、あたしの代わりに平衡機能をちょと・・・・・・」
小脳「止めません!」
大脳「……姉さまたちががんばっているのに、わたし・・・・・・」
?「姫、左様なことは気に病まれるな」
大脳「あっ!五臓六腑の皆さん!」
肝臓「闇より脳三姉妹を支える我ら」
肺「幹姫、小姫には無論、大姫もまた大切なお方」
腎臓「宿主とてそれは十分承知のはず」
心臓「まあ、つまり、今までどおりでいい、ってこった」
?「そういうこと」
脳幹「感覚器ちゃんたちじゃないの!来てくれたの?」
耳「あたい達の知らせたことを受け取ってくれるのは大ちゃんだし」
目「その大ちゃんが落ち込んでいるの、見てらんないじゃない」
皮膚「大丈夫よ、大ちゃん。わたしたちは皆あなたの同胞」
鼻「そう、かつて一つの細胞だった仲間よ」
大脳「みんな・・・・・・」
小脳「さ、元気を出して。みんなあなたを心配しているわ」
大脳「……うん・・・・・・!」
脳幹「オッケー!そうときまったら、今日も日記の更新しなきゃね!」
大脳「うん!わたし、がんばる!姉さまがたも、みんなもいるし。いつか宿主さんもわたしを認めてくれるって、信じているもの」


という猿芝居が思い浮かんだのだが。
大脳さん。「もっと働いて」とは言いましたが、働きどころ、間違っています。



PR
2007.07.23 (Mon)
Category[日記]

宇宙食、再び

 地を這う獣だったヒトは、いつか空を飛ぶようになった。
より高く、より高く。蒼穹の底を突き抜けて、宇宙へ。
しかし、かつて神の座と仰いだ場所を見下ろすことができても、ヒトは食わねば生きてはいけぬ。ヒトは神にはなれなかった。

 空の蒼を抜けて地の青を見た人でさえ、腹は減る。
まして、地を這い続けるわたしなど。

 おなかがすいたらぐうぐうぐう♪
空腹である。お菓子の買い置きはなく、食パンは今朝費えた。仏壇に供えてある家族の共通財産に手を出すのは、死後ご先祖に怒られそうで嫌だ。
くっ・・・・・・村で最強の粗忽者と謳われたわたしが、兵糧攻めに敗れるとは・・・・・・っ。何たる、何たる不覚っ。
歯噛みしながら押入れをあけたら、出てきた。
去年購入し、そのまま忘れていた、かの保存食。
天より高き場所に昇ることよりも、地上を選んだ草の根の英雄。

「散財」1年ぶりの更新 「宇宙食」第2章

おしながき

 毎度レビュー以外の文章が長くて申し訳ない。
今回も宇宙食である。

 4種類とも製造者については表記がない。販売者は全て同じ。宇宙食にも使われている製法でつくられているが、実際に宇宙で食べられたものではない旨、ストロベリーショートケーキに注意書きがある。
その製法とはフリーズドライ。軽く検索したところ、凍らせて、さらに真空状態にして水分をとばす方法と理解した。

 そんなことより、空腹だ。早速食べてみる。

1 たこやき

h08-1.jpg

 袋を開けると、ふんわりとソースの香りがする。
中身は4個入り。まさにたこ焼きの外見だが、小さい。500円玉を一回り大きくしたくらいの一口サイズだ。以前の宇宙食アイスが、大きいけれどぼろぼろ とくずれて食べにくかったことを思うと、これは嬉しい。不毛の宇宙に出て食事をこぼすのはあまりに損失が大きい。いつも食物を地上の重力に委ねているわた しは考える。
ソースが別添というわけではない。それでもソースのにおいがするのだから、すでに本体に味がついているようだ。

 食べてみる。表面は少しだけ固め。ガリリと噛み破ると、サクサクというにはわずかにザクザク。ザクザクというには少々サクサク。
美味い。たこ焼き味のスナックをさらにたこ焼きにした味。加工前が本物のたこ焼きなのだから当たり前か。

 原材料には、キャベツのほか、紅しょうがに揚げ玉、もちろん蛸も記載されている。「かつおだし」が材料に入っているのがポイントが高い。個人的に。

 カッターで割ってみた。ちゃんと蛸が入っている。結構大きい。
蛸のある部分とない部分を別々に食べてみる。前者はガリガリとしていて、後者はサクサクだ。食べたとき、すこし歯ごたえを感じるのは蛸の食感か。

 結論。好きな味。リアルなスナック菓子感覚。

2 プリン

h08-2.jpg

 パッケージを開けてもあまり香りを感じない。わたしは鼻があまり良くないので、そのせいかもしれぬ。
・・・・・・なんだかプリンぽくない。表面のざらざらした、卵色の塊が3個。そしてわが愛するカラメルソースはないようだ。哀しい。

 哀しみを抑えつつ口にいれる。
塊はさらりとほどけて、あとは粉。粉っぽい。和菓子の落雁を、食感の悪さを極めて作ったような印象。
甘い。すごく甘い。
さらに食べた後でべたべたねばねばしたものが歯茎のあたりに残る。

 なんと言うことだ。あの美味なるプリンがフリーズドライにするとこんなことに。プリンを凍らせたお菓子はそれなりにおいしいのに。フリーズはいいがドライは鬼門か。

 結論。プリンは地上に限る。

3 エビグラタン


 2個入り。
小さなカップに入っている。弁当用冷凍食品のグラタンそのままの見た目で、思わず笑ってしまう。光沢を消した出来のいい食品サンプルのようだ。真ん中のえびが豪華に見えて、小さな幸せを感じる。
ホワイトソースとチーズの焼けたにおい。すなわちグラタンそのものの香り。これは期待が持てる。

 カップとグラタンはくっついてはいない。グラタン部分だけ手に取って食べられる。
軽い食感。さくさくほろほろのソース部分。
適度な歯ごたえ。ざくざくのえび。

 食べた瞬間は味が薄いように思うが、すぐに濃縮されたグラタンの風味がやってくる。味はむしろ濃いほうだ。
美味である。

 結論。外見から沸き起こる期待を裏切らない味。

4 ストロベリーショートケーキ

h08-4.jpg

 本来のケーキがあまり香りのないものなので、嗅覚による印象は強くない。ただし、鼻を近づけるとイチゴのみずみずしいにおいがする。

 グラタンについで、ケーキそのままの見た目。スポンジ2層とクリーム2層、一番上にジャムという5層構造。普通のケーキのまわりにまいてある透明フィルムもそのまま再現している。
ただ、クリームをよく見ると非常に細かい粒状で、食べたときの粉っぽさを予想させる。

h08-5.jpg

 あまりにも「ケーキ」なので、皿にのせてフォークを添えてみた。
違和感がなくていい。このまま誰かに出してみたい。

 ではいただきます。フォークは使わず手づかみで失礼。
ケーキなのに弾力がない。他の宇宙食と同じほろほろの食感。しかしすぐとけてしまう。食べ応えがないわけではないのに、何か幻を食べているようなおかしな感覚。

 試みに各層を別々に食す。
スポンジ部分は、ものすごく柔らかく作ったラスクのようだ。それでも味がスポンジケーキなので脳が混乱する。
クリームは予想したほどには粉っぽくない。少し粘度があり、クリームとしての体裁を保っている。
ジャム部はカリカリ。味はきちんとイチゴ味。

 そしてやはり甘い。甘いのだが、食感がさらりとしているので、食べにくいというほどではない。

 結論。見た目と食感のギャップで、あまり味に気がまわらない。 

まとめ

 以上。
フリーズドライ加工していない元の食べ物のほうが美味しいのはもちろんだが、話の種に食べるにはよろしいかと。無論来るべき宇宙旅行時代に備えての予行練習として試してみるのもまたよし。
水分がまったくないので、食べるときは傍らに飲み物を置くことを推奨する。

 空腹も慰められたので、報告終わり。

 ここから余談。
ストロベリーショートケーキのあまりのケーキらしさに感動し、フォークを添えてみた管理人。魔がさしてフォークを使って普通のケーキのように食べてみようと試みた。

フォークで切ろうとする。押し返されるフォーク。かたい。
さらに力をいれる。ぐっと、押し付けるフォーク。
結果。

 惨事に。

 ・・・・・・手づかみで気軽に食べられるのも、宇宙食の魅力ですね!

 もうひとつ蛇足。  1年前に買ったものは、賞味期限が切れていた。  人類がフリーズドライ製品を持って、アルファ・ケンタウリに行く日は遠そうだ。

2007.07.23 (Mon)
Category[散財(放置中)]

宇宙食、再び

 地を這う獣だったヒトは、いつか空を飛ぶようになった。
より高く、より高く。蒼穹の底を突き抜けて、宇宙へ。
しかし、かつて神の座と仰いだ場所を見下ろすことができても、ヒトは食わねば生きてはいけぬ。ヒトは神にはなれなかった。

 空の蒼を抜けて地の青を見た人でさえ、腹は減る。
まして、地を這い続けるわたしなど。

 おなかがすいたらぐうぐうぐう♪
空腹である。お菓子の買い置きはなく、食パンは今朝費えた。仏壇に供えてある家族の共通財産に手を出すのは、死後ご先祖に怒られそうで嫌だ。
くっ・・・・・・村で最強の粗忽者と謳われたわたしが、兵糧攻めに敗れるとは・・・・・・っ。何たる、何たる不覚っ。
歯噛みしながら押入れをあけたら、出てきた。
去年購入し、そのまま忘れていた、かの保存食。
天より高き場所に昇ることよりも、地上を選んだ草の根の英雄。

「散財」1年ぶりの更新 「宇宙食」第2章

おしながき

 毎度レビュー以外の文章が長くて申し訳ない。
今回も宇宙食である。

 4種類とも製造者については表記がない。販売者は全て同じ。宇宙食にも使われている製法でつくられているが、実際に宇宙で食べられたものではない旨、ストロベリーショートケーキに注意書きがある。
その製法とはフリーズドライ。軽く検索したところ、凍らせて、さらに真空状態にして水分をとばす方法と理解した。

 そんなことより、空腹だ。早速食べてみる。

1 たこやき

宇宙食・たこやき

 袋を開けると、ふんわりとソースの香りがする。
中身は4個入り。まさにたこ焼きの外見だが、小さい。500円玉を一回り大きくしたくらいの一口サイズだ。以前の宇宙食アイスが、大きいけれどぼろぼろ とくずれて食べにくかったことを思うと、これは嬉しい。不毛の宇宙に出て食事をこぼすのはあまりに損失が大きい。いつも食物を地上の重力に委ねているわた しは考える。
ソースが別添というわけではない。それでもソースのにおいがするのだから、すでに本体に味がついているようだ。

 食べてみる。表面は少しだけ固め。ガリリと噛み破ると、サクサクというにはわずかにザクザク。ザクザクというには少々サクサク。
美味い。たこ焼き味のスナックをさらにたこ焼きにした味。加工前が本物のたこ焼きなのだから当たり前か。

 原材料には、キャベツのほか、紅しょうがに揚げ玉、もちろん蛸も記載されている。「かつおだし」が材料に入っているのがポイントが高い。個人的に。

 カッターで割ってみた。ちゃんと蛸が入っている。結構大きい。
蛸のある部分とない部分を別々に食べてみる。前者はガリガリとしていて、後者はサクサクだ。食べたとき、すこし歯ごたえを感じるのは蛸の食感か。

 結論。好きな味。リアルなスナック菓子感覚。

2 プリン

宇宙食・プリン

 パッケージを開けてもあまり香りを感じない。わたしは鼻があまり良くないので、そのせいかもしれぬ。
・・・・・・なんだかプリンぽくない。表面のざらざらした、卵色の塊が3個。そしてわが愛するカラメルソースはないようだ。哀しい。

 哀しみを抑えつつ口にいれる。
塊はさらりとほどけて、あとは粉。粉っぽい。和菓子の落雁を、食感の悪さを極めて作ったような印象。
甘い。すごく甘い。
さらに食べた後でべたべたねばねばしたものが歯茎のあたりに残る。

 なんと言うことだ。あの美味なるプリンがフリーズドライにするとこんなことに。プリンを凍らせたお菓子はそれなりにおいしいのに。フリーズはいいがドライは鬼門か。

 結論。プリンは地上に限る。

3 エビグラタン

宇宙食・エビグラタン

 2個入り。
小さなカップに入っている。弁当用冷凍食品のグラタンそのままの見た目で、思わず笑ってしまう。光沢を消した出来のいい食品サンプルのようだ。真ん中のえびが豪華に見えて、小さな幸せを感じる。
ホワイトソースとチーズの焼けたにおい。すなわちグラタンそのものの香り。これは期待が持てる。

 カップとグラタンはくっついてはいない。グラタン部分だけ手に取って食べられる。
軽い食感。さくさくほろほろのソース部分。
適度な歯ごたえ。ざくざくのえび。

 食べた瞬間は味が薄いように思うが、すぐに濃縮されたグラタンの風味がやってくる。味はむしろ濃いほうだ。
美味である。

 結論。外見から沸き起こる期待を裏切らない味。

4 ストロベリーショートケーキ

宇宙食・ショートケーキ

 本来のケーキがあまり香りのないものなので、嗅覚による印象は強くない。ただし、鼻を近づけるとイチゴのみずみずしいにおいがする。

 グラタンについで、ケーキそのままの見た目。スポンジ2層とクリーム2層、一番上にジャムという5層構造。普通のケーキのまわりにまいてある透明フィルムもそのまま再現している。
ただ、クリームをよく見ると非常に細かい粒状で、食べたときの粉っぽさを予想させる。

ケーキ擬態ケーキ

 あまりにも「ケーキ」なので、皿にのせてフォークを添えてみた。
違和感がなくていい。このまま誰かに出してみたい。

 ではいただきます。フォークは使わず手づかみで失礼。
ケーキなのに弾力がない。他の宇宙食と同じほろほろの食感。しかしすぐとけてしまう。食べ応えがないわけではないのに、何か幻を食べているようなおかしな感覚。

 試みに各層を別々に食す。
スポンジ部分は、ものすごく柔らかく作ったラスクのようだ。それでも味がスポンジケーキなので脳が混乱する。
クリームは予想したほどには粉っぽくない。少し粘度があり、クリームとしての体裁を保っている。
ジャム部はカリカリ。味はきちんとイチゴ味。

 そしてやはり甘い。甘いのだが、食感がさらりとしているので、食べにくいというほどではない。

 結論。見た目と食感のギャップで、あまり味に気がまわらない。 

まとめ

 以上。
フリーズドライ加工していない元の食べ物のほうが美味しいのはもちろんだが、話の種に食べるにはよろしいかと。無論来るべき宇宙旅行時代に備えての予行練習として試してみるのもまたよし。
水分がまったくないので、食べるときは傍らに飲み物を置くことを推奨する。

 空腹も慰められたので、報告終わり。

 ここから余談。
ストロベリーショートケーキのあまりのケーキらしさに感動し、フォークを添えてみた管理人。魔がさしてフォークを使って普通のケーキのように食べてみようと試みた。

 フォークで切ろうとする。押し返されるフォーク。かたい。
さらに力をいれる。ぐっと、押し付けるフォーク。
結果。

悲惨な飛散

 惨事に。

 ・・・・・・手づかみで気軽に食べられるのも、宇宙食の魅力ですね!

 もうひとつ蛇足。  1年前に買ったものは、賞味期限が切れていた。  人類がフリーズドライ製品を持って、アルファ・ケンタウリに行く日は遠そうだ。

2007.07.23 (Mon)
Category[日記]

宇宙食、再び

 地を這う獣だったヒトは、いつか空を飛ぶようになった。
より高く、より高く。蒼穹の底を突き抜けて、宇宙へ。
しかし、かつて神の座と仰いだ場所を見下ろすことができても、ヒトは食わねば生きてはいけぬ。ヒトは神にはなれなかった。

 空の蒼を抜けて地の青を見た人でさえ、腹は減る。
まして、地を這い続けるわたしなど。

 おなかがすいたらぐうぐうぐう♪
空腹である。お菓子の買い置きはなく、食パンは今朝費えた。仏壇に供えてある家族の共通財産に手を出すのは、死後ご先祖に怒られそうで嫌だ。
くっ・・・・・・村で最強の粗忽者と謳われたわたしが、兵糧攻めに敗れるとは・・・・・・っ。何たる、何たる不覚っ。
歯噛みしながら押入れをあけたら、出てきた。
去年購入し、そのまま忘れていた、かの保存食。
天より高き場所に昇ることよりも、地上を選んだ草の根の英雄。

「散財」1年ぶりの更新 「宇宙食」第2章

おしながき

 毎度レビュー以外の文章が長くて申し訳ない。
今回も宇宙食である。

 4種類とも製造者については表記がない。販売者は全て同じ。宇宙食にも使われている製法でつくられているが、実際に宇宙で食べられたものではない旨、ストロベリーショートケーキに注意書きがある。
その製法とはフリーズドライ。軽く検索したところ、凍らせて、さらに真空状態にして水分をとばす方法と理解した。

 そんなことより、空腹だ。早速食べてみる。

1 たこやき

宇宙食・たこやき

 袋を開けると、ふんわりとソースの香りがする。
中身は4個入り。まさにたこ焼きの外見だが、小さい。500円玉を一回り大きくしたくらいの一口サイズだ。以前の宇宙食アイスが、大きいけれどぼろぼろ とくずれて食べにくかったことを思うと、これは嬉しい。不毛の宇宙に出て食事をこぼすのはあまりに損失が大きい。いつも食物を地上の重力に委ねているわた しは考える。
ソースが別添というわけではない。それでもソースのにおいがするのだから、すでに本体に味がついているようだ。

 食べてみる。表面は少しだけ固め。ガリリと噛み破ると、サクサクというにはわずかにザクザク。ザクザクというには少々サクサク。
美味い。たこ焼き味のスナックをさらにたこ焼きにした味。加工前が本物のたこ焼きなのだから当たり前か。

 原材料には、キャベツのほか、紅しょうがに揚げ玉、もちろん蛸も記載されている。「かつおだし」が材料に入っているのがポイントが高い。個人的に。

 カッターで割ってみた。ちゃんと蛸が入っている。結構大きい。
蛸のある部分とない部分を別々に食べてみる。前者はガリガリとしていて、後者はサクサクだ。食べたとき、すこし歯ごたえを感じるのは蛸の食感か。

 結論。好きな味。リアルなスナック菓子感覚。

2 プリン

宇宙食・プリン

 パッケージを開けてもあまり香りを感じない。わたしは鼻があまり良くないので、そのせいかもしれぬ。
・・・・・・なんだかプリンぽくない。表面のざらざらした、卵色の塊が3個。そしてわが愛するカラメルソースはないようだ。哀しい。

 哀しみを抑えつつ口にいれる。
塊はさらりとほどけて、あとは粉。粉っぽい。和菓子の落雁を、食感の悪さを極めて作ったような印象。
甘い。すごく甘い。
さらに食べた後でべたべたねばねばしたものが歯茎のあたりに残る。

 なんと言うことだ。あの美味なるプリンがフリーズドライにするとこんなことに。プリンを凍らせたお菓子はそれなりにおいしいのに。フリーズはいいがドライは鬼門か。

 結論。プリンは地上に限る。

3 エビグラタン

宇宙食・エビグラタン

 2個入り。
小さなカップに入っている。弁当用冷凍食品のグラタンそのままの見た目で、思わず笑ってしまう。光沢を消した出来のいい食品サンプルのようだ。真ん中のえびが豪華に見えて、小さな幸せを感じる。
ホワイトソースとチーズの焼けたにおい。すなわちグラタンそのものの香り。これは期待が持てる。

 カップとグラタンはくっついてはいない。グラタン部分だけ手に取って食べられる。
軽い食感。さくさくほろほろのソース部分。
適度な歯ごたえ。ざくざくのえび。

 食べた瞬間は味が薄いように思うが、すぐに濃縮されたグラタンの風味がやってくる。味はむしろ濃いほうだ。
美味である。

 結論。外見から沸き起こる期待を裏切らない味。

4 ストロベリーショートケーキ

宇宙食・ショートケーキ

 本来のケーキがあまり香りのないものなので、嗅覚による印象は強くない。ただし、鼻を近づけるとイチゴのみずみずしいにおいがする。

 グラタンについで、ケーキそのままの見た目。スポンジ2層とクリーム2層、一番上にジャムという5層構造。普通のケーキのまわりにまいてある透明フィルムもそのまま再現している。
ただ、クリームをよく見ると非常に細かい粒状で、食べたときの粉っぽさを予想させる。

ケーキ擬態ケーキ

 あまりにも「ケーキ」なので、皿にのせてフォークを添えてみた。
違和感がなくていい。このまま誰かに出してみたい。

 ではいただきます。フォークは使わず手づかみで失礼。
ケーキなのに弾力がない。他の宇宙食と同じほろほろの食感。しかしすぐとけてしまう。食べ応えがないわけではないのに、何か幻を食べているようなおかしな感覚。

 試みに各層を別々に食す。
スポンジ部分は、ものすごく柔らかく作ったラスクのようだ。それでも味がスポンジケーキなので脳が混乱する。
クリームは予想したほどには粉っぽくない。少し粘度があり、クリームとしての体裁を保っている。
ジャム部はカリカリ。味はきちんとイチゴ味。

 そしてやはり甘い。甘いのだが、食感がさらりとしているので、食べにくいというほどではない。

 結論。見た目と食感のギャップで、あまり味に気がまわらない。 

まとめ

 以上。
フリーズドライ加工していない元の食べ物のほうが美味しいのはもちろんだが、話の種に食べるにはよろしいかと。無論来るべき宇宙旅行時代に備えての予行練習として試してみるのもまたよし。
水分がまったくないので、食べるときは傍らに飲み物を置くことを推奨する。

 空腹も慰められたので、報告終わり。

 ここから余談。
ストロベリーショートケーキのあまりのケーキらしさに感動し、フォークを添えてみた管理人。魔がさしてフォークを使って普通のケーキのように食べてみようと試みた。

 フォークで切ろうとする。押し返されるフォーク。かたい。
さらに力をいれる。ぐっと、押し付けるフォーク。
結果。

悲惨な飛散

 惨事に。

 ・・・・・・手づかみで気軽に食べられるのも、宇宙食の魅力ですね!

 もうひとつ蛇足。  1年前に買ったものは、賞味期限が切れていた。  人類がフリーズドライ製品を持って、アルファ・ケンタウリに行く日は遠そうだ。

2007.07.23 (Mon)
Category[日記]

真夏の街のナツオさん

 人の名前らしき言葉がコンテナにプリントされたトラックを見かけた。
名前はナツオさん。夏男とでも表記するのだろうか。
苗字は少し変わっていて、スマシギさん。澄木?済木?清樹?
佐藤商店とか中村酒店とか、苗字だけの屋号はよくあるが、フルネームは珍しい。顧客の印象に残りやすくていいかもしれぬ。
氏名を店名にするメリットについて鋭く考察しつつ通り過ぎようとして、気づいた。

「おつなぎします」、だ。

はいはい。貨物輸送で人と人とをおつなぎします、とそういうことね。いやはや納得。まったく納得。

車体の文字はどうしても車の前部から読み始めるように書かなくてはいけないのだろうか。いやはや疑問。まったく疑問。
2007.07.20 (Fri)
Category[日記]

知らん顔して過ぎて行く

 髪が伸びた。以前から気になっていた早くて安いのが売りの理容室で切ってもらうことにする。
シャンプーもせず、いきなり顔の横から切り始める。髪が乾いたままの状態でよくそろえられるものだ。さすがはプロ。

とりあえず、顔の両側が終わった。サイドが短く、後ろが長い、ちょうど平安時代の女性のような髪形に。
鏡に映る平安朝の自分。

・・・・・・似合わない。
平安時代に生まれていれば絶世の美女だったはず、という拠り所が、音を立てて崩れ去った。

1200年前も駄目だとすれば、わたしの時代はいつ来るのだろう。
理容室の外はたくさんの靴音がしていたが、わたしの時代がやってくる足音はまだ聞こえないようだった。 
2007.07.19 (Thu)
Category[日記]

潜む

 おもちゃと忍者は江戸の華! ←傷心旅行の感想。

日記、本日から再開です。どうぞごひいきに。



旅先で食事場所を探していた。
目抜き通りに大きな看板が立っている。極太文字で書かれたその店の名は

隠れ家

隠れる気がまるでない。

いや、待て。ここで短絡的に指摘するのはいかがか。
仰々しい「隠れ家」の表示はおとりの可能性もある。つまり、ここが隠れ家だと声高に主張することで、人々の注目を集める。看板を見た人は、ここが隠れ家なのだと納得して、それ以上隠れ家を探そうとはしないだろう。本当に隠したい家は見つからずにすむ。
ミスディレクション。危ない危ない。危うく引っかかるところだった。

「秘密結社」とか「秘密戦隊」とか、本人たちがあえて他人の好奇心を煽る単語を名乗るのはおかしいと思っていたが、これで納得がいく。
本当に秘密にしたい結社や戦隊は、きっと別にある。「秘密」などという単語とは無縁の顔をして。さりげなく、何気なく、日常の中に。

わたしも高く掲げられたひっかけなどには騙されない。
居酒屋「隠れ家」を素通りし、本当の隠れ家ともいえるホテルの自室でコンビニ弁当を食べた。買い物のしすぎで手持ちが少なかったからではない。断じてない。
2007.07.18 (Wed)
Category[日記]

旅にでる理由

 たたんだ洗濯物を各部屋に配っているとき、ちょっとしたはずみで柱に頭をぶつけた。
痛い。思わず手で打撲部分を押さえる。
我に返って患部を押さえていた布をみると、連れあいのトランクス(洗濯済み)。
傍から見ると下着に頬ずりしていたということに。

・・・・・・。
旅に出ます。探さないでください。



お知らせ
そんなわけで、管理人傷心旅行のため、17日(火)は日記の更新を休みます。
したがって、いつもの土日祝日休みを含め、4日間更新はない予定です。

では、よろしければ18日に、また。
2007.07.13 (Fri)
Category[日記]

漆黒の哀歌

 マグカップにコーヒーの素
ポットからお湯を注ぎましょう

あらあら不思議 ふと気がつくと
お昼の残りのお味噌汁
ブラジルの香りをただよわせ


気をとりなおして 急須にお茶を
注いでみたら 芳醇な 
モカ キリマンジャロ コロンビア?

急須の中にはお茶の葉はなく
ただ溶け残るコーヒーの素
2007.07.12 (Thu)
Category[日記]

色はむらさき 花弁は五枚

 見慣れた草の中に、一輪だけ変わった形の花が咲いている。
あやめ? と一歩近づく。
かきつばた? とまた歩み寄る。
しょうぶ? と側に行く。


紫色のゴム手袋だった。
2007.07.11 (Wed)
Category[日記]
Copyright © アマモリ All Right Reserved.
Powered by Ninja Blog.
Template-Designed by ガスボンベ.