ださい
です
ひどいことを言うものだ。
平成の世にあっていまだ仲間同士あだ名で呼び合う刑事ドラマを観シールつきのチョコレートをいそいそと買うわたしとて自分なりの美学がある。それを「ださい」と切って捨てるのは自由だが、切られても斬られても譲れないものが人間にはあるのだ。
憤慨しつつ四つ折にしていた新聞を開く。
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「ごめんください
(会社名)です」
だっせえ勘違いをしてしまったことに赤面した。「譲れないもの」が古いドラマやおもちゃへの愛情であることもよくよく省みれば恥ずかしい。そもそも西暦 2009年、不惑に届こうかという年齢で「ださい」なる言葉を使うのも相当恥ずべき言語感覚である。恥の多い人生を送ってまいります。現在進行形で。
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