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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.06 (Fri)
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天然自然の叙述トリック

さるさる日記
■2009/07/31 (金) ポストは何故赤い

 本日の日記には、グロテスクな表現が含まれています。 



ポストを開けると入っている。
カミソリが。
暗く空ろな紅の中に横たわっている。
昨日も入っていた。
一昨日も入っていた。
明日も入っているだろう。
明後日も入っているに違いない。
何をどれほど裂いたのか、刃も持ち手もすべてが赤黒く染まっているカミソリが。
ポストにはいつも手紙のかわりのようにカミソリが入っている。


畑で目印にするテープやキュウリをからませるためのネットなど、庭仕事で何かを切らなくてはならない用事は意外とあるらしい。そのために義母は家のポス トにカミソリを常備している。しかしこれが散々使い込んだものですっかり赤茶色に錆び付いている。ちゃんと切れるのかどうか疑問だ。
郵便物が届いていないか確認しようとポストを開けると、いつもカミソリが。手紙にカミソリを仕込むのは古典的な嫌がらせだが、ポストに直接安全カミソリが入っているのは新しいかもしれない。いや、嫌がらせで置いてあるのではないのだけど。
ところで「嫌がらせ」でぱっと思いつくのは「トウシューズに画鋲」だよね、やっぱり。「必要な食材を買占め」と双璧をなすと思うのだがどうか。

■2009/07/30 (木) 天然自然の叙述トリック
der Gegenwart」Rusicaさんの雑記帳より
>女性だと思われていた模様。前も何か勘違いされたことあったな。

自分もRusicaさんは女性だと思っていた。というよりは、漠然と男性だろうと思いつつ読んでいたあるとき、女性だったとびっくりして認識を改めた覚えがある。間違いを正したつもりが大間違いだったとは恥ずかしい限り。
書いている方の性別がどうであれ記事の価値がかわるわけではないが、後学のためにどんな表現で誤解してしまったのか探そうとした。記事の数が膨大で速や かにあきらめた。ご本人は何の他意もなく書かれたことを、先入観でおかしな方向に読み解いて勘違いしたであろうことは容易に想像できる。

推理小説では、読者がこういった読み違いをするよう、故意に誘導したりする。叙述トリックというやつだ。登場人物の性別を誤認させる作品も多い。自信はないがこのわたしでも3作品は知っているから多いはずだ。
小説家になる気はないし、絶対になれないが、叙述トリックは使ってみたい。とりあえず自分の日常を性別に関する情報を交えずに書くところから始めてみる。

「勤めていた会社を退職してから、すっかり田舎にひきこもるようになった。ひがな一日歩けば床の沈むような古い家に居て、犬の散歩くらいしか外にでること がない。夕方の時代劇の再放送を観るのが楽しみだ。土地柄、夏は草刈、冬は雪かきが欠かせないが、最近は腰がつらくなってきた。」

おや。ニュートラルな文章を書いて、そこから読者をミスリードする表現を加えようとしたのに、既に。
既に「定年退職後の生活」と解釈されそうな。

はからずも生活における若さの欠如が露呈したので、ちょっと反省会をしてくる。叙述トリックはまた今度。
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2009.07.30 (Thu)
Category[日記]
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