×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
おまけ更新
不定期連載 連れあい寝言メモ
「格さんが秋田の警察官の服着てる」
「アイ アム カナダ。オーケー ノー サンキュー」
「相撲取りのせいで犯罪者になった」
PR
テーブルを片付けて、部屋に戻ろうと一歩踏み出したら、足元に猫が見えた。
踏んでしまわないように、前に出しかけた足を戻す。
不自然な姿勢になってよろける。
テーブルにぶつかる。
痛がる。
そんな夜。
そして、どこにも猫はいない。
原因を分析する。
どうやら、灰色のパジャマを着た自分の足が歩きだしたのを、猫の動きと見間違えたようだ。
謙虚なわたしであるが、今回に限っては、いつも猫のことを気にかけているヤサシイヒトと賞賛されても謙遜はしない。
往来で、最初に会った人の性別や格好、人々の会話から、想い人の心などを占う辻占(つじうら)。
なかなか雅ではないか。わたしも散歩のときにやってみよう。
百辻や 四辻が中の一の辻 占まさしかれ辻占の神
人間に会わなかった。
高いところから飛び降りてきた猫が、わたしの顔に着地した。
猫の爪で顔に傷ができたようだ。鏡を見ると、頬に一筋、薄く血がにじんでいる。
頬に斜めについた傷。その筋の人をカリカチュアライズしたかのよう。
これは二つ名を名乗るべきいい機会だ。「孤高の魔術師」とか「遠雷の弓兵」とか一度やってみたかった。この顔なら少々恥ずかしい二つ名も許されるに違いない。
よくあるのは、その人の特殊能力をあらわす名だ。「炎の~」とか「世紀末救世主」とかありそうである。
わたしの特殊能力と言えばもちろん。
ええと。
特筆すべき能力がないので、別の視点から考えよう。
能力ではないが、本人の特徴を示す異名もある。「うっかり八兵衛」とか「ハニカチ王子」とか。後者は少し覚え間違えている気もするが本筋には関係がないので放っておく。
自分の特徴を書き出しつつ、そこからひねりだしてみる。
粗忽:忘却の求道者、順序を狂わせるもの(オーダーブレイカー)、うっかりアマモリ
注意力散漫:放浪する視線、遠くを聞くもの、
不器用:予測されし結果の破壊者、
怠惰:目覚めぬ豚
経済観念欠如:トレジャールーザー
どうも締まらない。「うっかりアマモリ」は韻を踏んでいてなかなかいいが、「うっかり」は大家がいるので使えない。
そういえば、ある時代劇で、元締「寅」の座を狙う敵が「猫の○○」という名だった。自分が目指すところの一段下で呼ばれるわけだ。この法則でなんとかならないだろうか。
わたしの目標。
例えば、格調高い文章を書く人。これを一段下にして、「駄文の製造者」。
例えば、器用になんでもこなす人。これを一段下にして、「ミステイクをこなす人」
例えば、家事の上手い人。これを一段下にして、「駄目シュフ」。
現状を表しただけになった。これは二つ名ではない。
どうにも難しい。センスがないのだ。
大体こういうものは、本人でない人が名づけてこそ。自分で名乗ろうとするからおかしくなる。
二つ名がつくような有名人になるまで、この話題はお預けだ。
という日記を用意していたら、何かのスポーツの中継で、選手にいちいち二つ名をつけていた。いわく「欧州一の優等生ジャンパー」。いわく「歩く詩人」。
エンターテイメントのプロであるテレビが、うちのような泡沫サイトと同じ手で笑いをとろうとするのはどうなのか。
電気釜から、昼食のときに使ってそのままだった内釜を取り出して流し台に置く。洗って夕食の米をとがなくては。水をいれて洗剤をたらして汚れが浮くようにしておく。
そうそう。洗濯物を取り込んでおこう。いい天気だったからよく乾いているだろう。暑いのは苦手だが、洗濯物がからりと乾くのは嬉しい。
義母が汗をかきそうな庭仕事をしているので、早めに風呂のしたくをしたほうがいいかもしれぬ。とりあえず昨夜の水を抜いて、と。
まだ夕食の支度には早い。洗濯物をたたんで各部屋へ。
今日のメニューに必要な材料を並べておかねばまた慌てそうだ。自室のパソコンでレシピを確認。
冷蔵庫に傷んでいるきのこがあった。生ごみ用のコンポストに捨ててくる。
風呂を掃除してお湯を出して。あふれないようにタイマーをセット。
さて炊事。まずはご飯を炊くのに、生米を釜にいれて
・・・・・・まだ洗っていない釜に、米をいれた。
釜には、汚れと、水と、洗剤が。
さようなら。一粒に七人の神様が宿るという米たちよ。勝手な言い草だが、天罰はできるだけ軽めにしていただきたく。
米をいれた釜がまだ洗われていなかったというのが、既に罰のようにも思えるが。
「ねー、次の大相撲っていつから?」
「知らない。わたしにスポーツのことを聞かれても困るよ」
「お前は本当にスポーツのこと何も知らないね」
「誰にだって得手不得手はあるでしょ」
「確かに。俺も語学・文学とかは苦手だ。あ、でもシェイクスピアはわかる」
「本当か。じゃあシェイクスピアの四大悲劇を述べよ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・『生きるべきか死ぬべきか。それが問題だ』はわかる?」
「知らん」
「それが『ハムレット』ね。あとは?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・わかった!『モナ王』!」
シェイクスピアも
アイス最中が自分の作品だと言われるとは思っていなかったろう。
近況:
ゲームセンターのクイズゲームに嵌っています。
書店の料理本コーナーで「モテ料理」なる言葉を目にした。
何にでも「モテ」がつく時代だと思っていたが、料理にもその波が。
確かに料理の上手な人はもてそうなイメージがある。
しかし、だ。
「モテ」とは不特定多数に好意をもたれる状態であると考えられる。
したがって「モテ料理」の効果も、不特定多数に波及するものでなくてはならない。
でも、不特定多数に料理をふるまう機会がそんなにあるものだろうか。ホームパーティーとかお誕生会とかだろうか。それは「多数」であっても「不特定」ではない気がする。
飲食店の厨房で働いていれば不特定多数を相手にはするが、スープを飲んだお客様がシェフに恋する状況はかなり特殊だ。
どうも「モテ料理」の出番はありそうにない。
では、すでに意中の人がいる場合はどうか。
ある特定の異性に自分の料理を食べてもらうチャンスがあるのなら、それはもう「モテ」を目指す段階ではないのではなかろうか。
不特定多数を対象とした「モテ」から、一点集中の「惚れ」あたりに移行すべき頃合である。
ここでも「モテ料理」は少々的はずれだ。
大体「モテたい」と思っている人間にとって、誰かに自分の手料理をご馳走する段階に至ることは、艱難辛苦の道のり。料理が必殺技なのに、それを出す前にダウンすることが大半である。
「モテ料理」はかなり上級者向けの技と言わざるを得ない。
それにしても「モテワンピ」とか「モテ髪」とか最近よく見かけるようになった。
よく見かけるということは、広告として効果が高いと認識されているということだ。
ならばそれを利用しない手はない。
当サイトは本日より、「起きてモテモテ、寝てモテモテ。」に改題します。
--改題後の日記サンプル-------------------
今日、DVDを見てたら、まわりのみんなが、かまってかまってってうるさくって☆
もー、DVDぐらいゆっくりみさせてよ~ヾ(>▽<)ゞ
--サンプルここまで------------------------
うん。ものすごく鼻につく。
しかも文章から加齢臭がする。
モテはモテ屋。こういうことは「モテ」な人にまかせておこう。
ちなみに。
日記サンプルの「まわりのみんな」を「蝿」と読みかえると、ちゃんとわたしの日常になっている。嘘は言っていない。最後の顔文字は、蝿を手ではらっているところだ。
一年半前、町中のペットショップをまわって、一番可愛かった猫を連れて帰ってきた。
我が家の猫は、町で一番可愛い、と断言して憚らなかった当時。
先日、田舎の母と電話で話した。何となく猫の話題になる。
「今でも自分の家の猫を、町で一番可愛いと思ってる?」
もちろん、と即答するわたし。
電話を切ってから、まじまじと立派な大人になった猫を見てみる。
冷静に考えると、「町で一番」はなかったかもしれない。少々表現に瑕疵があったやもしれぬ。子猫のころは「町で一番」でよかったが、さすがに今は
今は、「北日本で一番」くらい可愛いのではないか。
飼い主馬鹿は、東日本で一番くらいかと。
台所で水仕事をしていたら、ふくらはぎに何かが軽く触れた。
きっと猫が側を通ったのだ。ひげが触ったような感触だった。可愛い可愛い我が家の猫の姿を見るため、足元に目をやる。
猫はいない。
かわりに、蝿がわたしの足から飛び立った。
原因に心当たりはないのだが、背中が痛い。
筋肉痛かとマッサージをしたのだが、かえって痛みが増した。
これはきっとわたしの中の「何か」が目覚める前触れなのだ。そのうち背中に羽がはえてくるに違いない。天使の誕生に立ちあえるとは幸せな。
もしくは長年の剣の修行の負担がついに体にきたか。迅雷の剣士と呼ばれた自分ももうおしまいだ。修行にも雷の異名にも覚えがまったくないのはこの際おいておく。
あるいはわたしの守護霊様が来るべき危険を察して、警告しているのかもしれぬ。いったいこの世界に何が。
事件の真相に近づきすぎて、犯人にうとまれていることも考えられる。昼食のミートソースに何か入れられたか。もう少しであの密室の謎が解けそうなのに。
などと設定しつつ痛みに耐えている。
意識の底で「老化現象」という言葉が見え隠れするが気にしない。こんなに思考が幼い人間が老いているはずがないではないか。
夜の祭りはひどく明るい。
足元の昏さと空の暗さがひときわ深い。
そこに巣くう不安の魔物。
マンゴー
オレンジ
メロン
アップル
チェリーパンチ
ムーンライト
祭りの屋台、「トロピカルジュース」の店のおしながき。
だんだんトロピカルでなくなっていくようで落ち着かぬ。りんごは北国のイメージだが南国でもとれるのか。チェリーパンチは果物単品でないところが卑怯な気がする。一人では何もできないのか!と叱咤したいところだ。月光にいたってはもうよくわからない。熱帯に限ったことではない上に、フルーツですらない。不安だ。祭りには魔物が棲んでいる。