バタートーストをうっかり床に落とすと、必ずバターの面が下になって落ちる件についてご報告申し上げます。
まず、家族・友人等に調査したところ、高確率でバター面が下になるとの証言が得られました。
しかしながら、これはあくまで印象についての調査でしかありません。
トーストを落としたときにバターが下になると精神的ショックが大きいことから、強く記憶に残る。それが重なることで「トースト落下時はバター面が下」という素人理論が形成されたとも考えられます。
実際には非バター面が下部になることも多いのではないかという疑念があります。
そこで、日常的にトーストを落とすことが多い人間をひとり選別し、うっかり落としたトーストが床に到達したとき下部になる面をカウントしました。
結果、トースト落下10回中、実に9回までがバター面を下にして床に到達しました。
しかも、驚くべきことに、裏が全面みみ(パンのまわりについていなくても「みみ」というかわかりませんが、ここでは便宜的に「みみ」と表記します)のパンでも、床にはバター面を下にして落ちる現象が観測されました。
「バター面はほんの少しだけ重いから下になるんだよ説」に重大な疑念を投げかける結果と言えましょう。
補足ですが、当該結果はつい30分ほど前に観測された事象です。
以上の点から、「トーストを落とすとバター面を下にして着地する」ことは、統計学的に正しいと結論します。
本現象が起こるときいかなる力学が働いているかについては、今後の研究が待たれるところです。
なお、不本意ながら実験に使用することとなったトーストはすべて、被験者がおいしくいただきました。
蛇足ですが、実験開始から今日まで10回トーストを落とした被験者Aは、短期間でこれほどの結果がでたことに、喜びの涙を隠しきれない様子です(トーストの埃をはらいながら)。
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