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起きて日常、寝て日常。

 ここには破もなく急もなく、 とりとめなく節操なく知識なく事件もなく全て世はこともなし。

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2026.02.06 (Fri)
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ネズミとモグラと、時々、スズメ

 猫の話題、およびグロテスクな表現があります。ご注意ください。



我が家の猫はハンターだ。田舎の山を縦横無尽に駆け回り、ネズミやモグラや鳥を獲ってきては縄張りに持ってくる。
猫の縄張りはわたしの縄張り。端的に言うと家の中である。小動物の躯(むくろ)が自分の縄張りにあることを不快に感じるヒトとしては、これは排除する必要がある。必然、それらの片付けは猫の飼い主にしてハウスキーパーたるわたしの仕事だ。

さて、自室に戻ると猫が行儀よく座っていた。大変かわいらしいが、その横に毛皮のお手玉みたいなものが寄り添うように落ちている。
ああ。あれだ。いつもの狩猟の成果だ。また片付けねばならぬ。気が重いことだ。しかし今日は「中身」が見えていないし、いつもほど目をそむけなくてもよ さそうだ。猫も関心を失った後で見向きもしないからすんなり渡してくれそうだし。確かに今日の獲物は今までとはちょっと違う。ネズミよりもふわふわで丸く て縞模様で。ずいぶん毛並みがいいが、まさか他人様の家のペットに手を出したのではあるまいな。それにしては獲物に抵抗のあとがない。しかし野生動物にし てはちょっときれいすぎる。
正体を見極めようと顔を近づけると、そのふわふわのしましまが、ひょっと動いた。生きている!?
にゃあん、と猫が鳴く。しましまふわふわはそれにあわせてするりと浮き上がり。

猫の尻尾だった。無論ちゃんと猫の胴体につながっていた。



ところで。
最近「下ネタ」とか「汚い話」とか「グロテスクな表現」とか注意書きの必要な日記が多くて、本来目ざしている「上品で格調高い日々の記録」から遠ざかっ ている気がしてならない。「遠ざかる」というのは多少なりとも近いところにいたものがだんだんと離れていく意味だから、もともと「上品」「格調の高さ」と は対極にあったものに対する表現としては適切を欠くかもしれぬ。
嘆かわしいことだ。さらに過去の日記を読み返したら、「気品に満ちた日記」を目ざしつつ、もうどうしようもなく下世話でくだらないのが芸風になりつつあるようで本当に憂慮している。文が人をあらわしすぎだ。もっと虚飾にまみれたい。) 真っ赤です。

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2009.07.10 (Fri)
Category[日記]
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