大根を煮る。
箸立てから竹串を取り出し刺してみる。串が抵抗なく通ったら煮えている。途中で止まったらまだ火が通っていない。
大根の表面で止まる串。はて。まだ全然やわらかくなっていない。結構な時間煮たのだが。おかしいな。
もう一度別の大根で試してみる。
こつん、と刺さることなく止まる串
という認識はいかなる作用かその瞬間に覆りわたしの眼は真実をとらえ神経を通して緩慢に脳に伝達される映像と感触そしてスパーク。
色々と認めたくないので精一杯難しく表現しているが、つまり簡単に言うと、わたしは気付いた、ということだ。
何に。自分の持っているものが、竹串ではなく、先のつぶれた菜箸だということに。
これは刺さらない。改めて先ほどの箸立てから串を取り出し大根に刺してみる。よく煮えていた。
毎日がアハ体験。
きっと脳にいいはずだ。
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