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例えば明日世界が終わるとして。
世界の終わりの日にはスーパーもレストランも開いていないだろうから、わたしはいつもどおり台所に立って、毎日やっているとおり冷蔵庫の中の食材で、相も変らぬ食事をつくることになるのだろうなあと。
クリスマスに働いている人たちを見ると、唐突にそんなことを考える。
世界の終わりにも美味い物を食べるべく料理に精進するけれどもちっとも成果があがっていないわたしの物語の幕間を今日も綴ってみる。
3種類のサンドイッチを作る。大好きな具、普通の具、卵の3種類。
作ったサンドイッチをタッパに詰める。好きなものは後で食べる派のために順番を考える。
左から、普通の具、卵、大好きな具、普通の具、卵、大好きな具、の順番で一列に並べてみた。卵は彩りがいいので、他の2種類の間に挟む。
いや待て。右利きの人の場合、サンドイッチも当然タッパの右側から取るのではなかろうか。そうなるとこの並びでは完全に逆である。詰めなおす。
左から大好きな具、卵、普通の具、大好きな具、卵、普通の具。これで右側から食べていけば最後に好きなものを食べられる。
満足してタッパの蓋をしめ、大判のハンカチで包もうとしたとき。
気付いてしまった。
タッパの右辺と左辺を引っくり返せば、サンドイッチの並んでいる順番は逆になることに。
順番を気にして詰めなおす必要など、どこにもなかったことに。
世界の終わりの日に料理をしても、余計な手間をかけているうちに世界の終わりが来てしまうのではないかと今から不安である。
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朝起きだしたとき、隣で寝ていた連れあいが突然「おかわり!」と叫んだ。
「おかわり」?夕食は9時間も前だ。ご飯のおかわりではあるまい。そういえば夜半に連れあいは腹痛を訴えて正露丸を飲んでいた。そのことか?
「おかわりって、正露丸のおかわり?」
「違う!ご飯のおかわり!」
どうやらいつもの寝言のようだ。わかった、と返事をして放っておいたら、連れあいはやはりそのまま寝ていた。
まったく、妙な寝言をはっきり発音するのはやめてほしい。
あとから冷静に考えると。
連れあいの言葉は所詮寝言である。寝ているのだから、少々とっぴなことを言っても仕方がない。
それよりも、ちゃんと目を覚ましていて素で「正露丸のおかわり」だと判断した自分のほうが色々と問題がある気がする。文脈の理解力とか状況判断能力とか。
ああ、今日も青い空が雪景色に映えるなあ。←現実逃避力発揮中。
薬を飲む。
錠剤の包装は2個ごとにミシン目がついて切り離せるようになっている。ミシン目で切ってちょうど一回分。掌にのせる。
カプセルを包装からはずして手におく。
2種類の薬を口に入れて水で流しこ・・・・・・
ちくり。ざくり。と口の中が痛む。
慌てて口から出した錠剤は、まだ
PTP包装のまま。
2年前よりは大分ましに・・・・・・なっていないよなあ・・・・・・。
日もとっぷりと暮れた夜に家の廊下を歩いていたら、つきあたりの壁にぶつかった。
一年もこの家に住んでいるのにまだこんなことが。
まあそれよりも問題は。
夜ではあったが、廊下の電気は点いていた、ということなのだが。
30何年も人間をやっているのにまだこんなことが。
こたつでみかんを食べながら、目の前においてある雑誌の表紙を見るともなしに見ていた。
どうも相撲の記事が載っているらしい。スポーツ関連の雑誌でもないのにどういう取り上げ方をしているのか。
興味がわいてきて雑誌を開いて目当ての記事を探す。しかし見つからない。目次を見る。やはり相撲とはどこにも書いていない。表紙には相撲云々という見出しがあったのだが。雑誌を閉じて再度表紙を見る。
表紙には、「春のドラマ登場人物 大相関図」と。
・・・・・・。
多分。推測ではあるけれども。
「大相」で「大相撲」を連想し。
「大相関」で「大関」を連想し。
相撲の記事が載っている、と思ったのではないかと。
人間の脳は神秘に満ちている。
そんなところに縮こまっていないで出ておいで、ハニー。
確かに外は寒いけど、少し我慢して出てくれば、すぐにあたたかい場所に連れていってあげるよ。
君にとってそこは居心地のいい場所かもしれない。でもいつまでも同じところにいるわけにはいかない。
留まることはできないんだよ、ハニー。
踏み出し、外の世界を見たとき、同時に君は自分の新たな可能性に気付くだろう。
君を待っている人がいる。ママンも待っているよ。もちろん僕もだ。
さあ、時間だ。
出ておいで。
My honey・・・・・・.
一升瓶に入った蜂蜜が、寒さのせいか固まってしまってなかなか出てこない。
おかげで義母の夕食が20分も遅れてしまった。たった大匙2杯分の蜂蜜のせいで。
オー、ハニー、君があまりに強情だから、夕方の時代劇の再放送が観られなかったよ。
ちなみに「あたたかい場所」というのはフライパンの中だよ、ハニー。
今日は格調高い日記を書こう、と色々と考える。嫌味でなく品があり、説教でなく教養を感じさせる、というのが理想。
格調高く、格調高く・・・・・・。
いくら考えても「家具調こたつって、高いよね」みたいな話しか出てこない自分の引き出しにげんなり。
そもそも今のこたつで家具調でないものはあまりないのではないか。
以下格調のことは忘れて、今日の日記。
不注意でちょっとした怪我をした。
仕事中の連れあいにメールで報告したら、「可哀想だから帰りに何か買っていくよ。何がいい?」と優しい返信。
いそいそとちょうど切らしていた味噌とかにかまと料理酒とクリープを頼んだ。
で、買ってきてもらったものを片付けながら思ったのだが。
何か、他に頼むものがあったのではないか。ぜいたく品というか、コンビニエンスストアのケーキとか、読みたかった本とか。怪我しようがしまいが結局買うことになるものではなくて。
連れあいが本を買うときは、こっそり自分のほしいものも混ぜておくようなこすからいわたしとしたことが。傷から毒でもまわったか。
そんな毒なら大歓迎だ。
今日はあまり品のいい話ではないので、そういうのが苦手な方は読み飛ばしてください。明日はきっと格調高い話をお届けします。多分、きっと、できれば、無理かも?
我が家の猫は紐が好きだ。紐っぽいものを見るとじゃれて遊んでいる。
そして、女性用下着で上半身につけるものに肩にかけるための紐がついているのがあるが、あれもすきなのだ。部屋においておくと紐をひっぱって移動させたりして楽しく遊んでいる。
ある日玄関に来客がきたようなので、部屋の外に出た。わたしの部屋は玄関のすぐ横である。
玄関の三和土には、見事に広げられたあの女性用下着。
戸口には、お客様。
・・・・・・。わたしがやんごとなき家の末裔の嫁だったら、切腹していた。
連れあいや義母によると「本家」というのが我が家にはあるらしい。
いまどき本家だの分家だのにこだわるのはよほどの田舎だと思っていたが、わたしはそのよほどの田舎にきたのだと実感する。
しかし「本家」があるというのは、なかなかの旧家というイメージもある。さらに旧家=ちょっと格好いい家柄というイメージもないわけではない。
ルーツや来歴がわかるのか興味本位で連れあいに聞いてみた。
「叔母さんがいうには昔城下にいた鍛冶屋が、お城のお姫様とかけおちしてこっちに逃げてきたのがはじまりらしい」
ぶっ。
いけない。本気で吹き出してしまった。
箔をつけたい昔の人とか、ちょっとファンタジックな中学生がいかにも考えそうな起源なのでつい。本当にこのような来歴のおうちの方には申し訳ないが。
連れあいにあらかじめ聞いておいてよかった。それを信じている本家の人の前で笑ってしまったらまずいことになっただろう。
それに我が家が大した家柄でもなさそうでよかった。わたしは「普通」がいいのだ。
何より姫の末裔の嫁がわたしではあまりにロマンがないではないか。まず一番に自分自身ががっかりだ。姫の血に連なるのであれば、見目麗しく才長けて、ついでに超能力なんかもあって・・・・・・というわたしのロマンを壊さないで欲しい。
さてこの話に登場する人物のなかで、一番痛い中学生っぽいのは誰かというと。
皿を洗っている途中、お湯を止めようと給湯器のボタンを押したが止まらない。
でもついていたはずのガス台の火が消えていた。
何を言っているかわからない?オーケー、状況を整理しよう。
1 我が家の給湯器はボタンを押すとお湯が出たり止まったりする。
2 ガス台もガス台のボタンを押すことで止めたりつけたりする。
3 つまり先ほどのわたしは、給湯器のボタンとガス台のボタンを押し間違えたらしい。
4 しかしながら洗いものをしているときの立ち位置に対して、給湯器のボタンは右手を少しあげたところ、ガス台は左手を思いっきりのばしたところにある。
5 故に普通なら押し間違えることはありえない。
わたしが粗忽なのは、脳が右手と左手の区別がついていないとか、ニューロン同士の仲が悪いとか、何か生物学的病理学的要因があるのではないかと不安になってきた。個人的には狐に化かされている説をとりたいところだが。