弁当づくりは難しい。彩りよくボリュームもあり箱に収まるように。
しかしある日、おにぎりが食べたいと連れあいが言った。リクエストに応えたら、気に入ったのでしばらくおにぎりがいいという。
そのようなわけで、毎日連れあいの昼食用におにぎりをつくっている。中身は鮭と筋子だ。
はじめておにぎりにしたとき、中身を書いたシールを貼ったら好評だったのでその後も続けている。ただ中身を書くだけではおもしろくないと表現を毎回変えてみた。
1日目 しゃけ / すじこ
2日目 (魚の絵) / (赤い丸をたくさん)
3日目 SAKE / SUZIKO ・・・・・・これは「ヘボン式は読めないからやめて」と抗議あり
4日目に面倒くさくて1日目と同じ普通の表現にしたら、「今日のは面白くなかった」と帰ってくるなりダメ出しされた。
ならば自分で考えろ、と思わないでもないが、世をおもしろくすみなすものは心である。これは続けるべきだろう。
その後もバリエーションは増えていく。
salmon / salted salmon roe
魚 / 卵
「さ」と「け」を別々のシールに書いてランダム配置 / 「す」「じ」「こ」で同様に配置
(魚と土二つを絵で表現) / (くさかんむりと月と力と子どもを絵で表現)
・・・・・・「筋」はたけかんむりだと指摘あり
焼 / 漬
表に「S」裏に「ake」 / 表に「S」裏に「uziko」
・・・・・・表だけ見て「あれ、どっちも同じ?」と戸惑わせる作戦が、先に裏を見られて台無し
「魚」「土」「土」を適当に配置 / 「竹」「月」「力」「子」を同様に配置
(鮭の切り身の絵) / (膜につつまれた筋子の絵)
・・・・・・鮭の切り身が内臓のようだと酷評。
サケ目サケ科の海水魚。北太平洋を広く回遊し、河川に上って産卵する。 / サケ・マスなどの卵を、卵巣膜に包まれた状態のまま塩漬けにした食品。
・・・・・・Yahoo!辞書より引用
アルコールドリンク / ビネガーアクシデント
さゆうかくにん けがないように / すぴーどは じこのもと
・・・・・・自分としては傑作だと思ったが、相手からはコメントなし
最近は握っている時間よりラベルを考えている時間のほうが長い。
アイデアも尽きてきたのでパソコンで凝ったのをつくろうかとも考えたが、そこまでしてやることはない気がする。
弁当づくりは難しい。わかりやすく面白くおにぎりの幅に収まるように。
かくも料理は頭を使うもの。
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